どじょう1

我が家が水槽だらけとなるのきっかけを作った、地域のお祭り。

1年が経ち、またお祭りのシーズンがやってきました。

「また金魚すくいの時期だね!」

お祭りに行こう

今年、長男(中2)と長女(小6)はそれぞれお友達とお祭りに参加するとのこと。

うちの家族は、夫と私と次男(小3)の3人でお祭りにでかけました。

 

「金魚すくいだ!」

今年も屋台が並び、去年たくさん金魚をくれた金魚すくいのおばさんも、店を出していました。

さらには……

「どじょうすくいもある!?」

どじょうすくい

以前、我が家の水槽に「どじょう」がいる、と紹介した事がありましたが、それはのちに「カワヨシノボリ」というハゼの仲間であることが判明しました。

ところが、今回屋台の水槽にいたのは、正真正銘の「どじょう」。

体調は、どれも10cm-20cmほどあります。

「えー、すごいね。大きいね。家に持って帰る?」

「でも、これだけ大きかったらメダカたちはすぐに食べられちゃうね。」

 

私たちは、どじょうに興味を惹かれつつも、予定どおり金魚をたくさん捕獲して帰りました。

やっぱりどじょうが欲しい

お祭りは次の日まで続いていました。

私は仕事がありましたが、夫と次男は、再びお祭りに参加してきました。

そして……

「ただいまー!どじょう、持って帰ってきたよ!」

 

なんと、次男の手には、袋に入った一匹のどじょう。

「金魚達の水槽に入れてみよう。」

 

めだかの水槽だとみんな食べられちゃいそうだったので、どじょうは金魚の水槽に放たれました。

どじょう1

どじょう2 

金魚やカワムツ達は、興味津々でどじょうに近づきます。

どじょうはそんな彼らを疎ましく思ったのか、しゅるしゅるっと身を翻して、石の間に隠れていきました。

次の日

次の日、朝食の時間に、次男が叫びました。

「どじょうが床にいる!」

 

なんと、どうやったのかわかりませんが、どじょうが水槽からでて、リビングの床を這っていました。

「生きてる……?生きてる!」

 

うなぎやどじょうは、皮膚呼吸ができるので、皮膚が乾燥しない限りは地上でも呼吸ができる生き物。

―― こんな賑やかな水槽は嫌!

と思ったどじょう君は、自ら水槽を出て、もっと快適な場所まで移動しようと思ったのかもしれません。

 

「どうする?」

結局、どじょうはめだかの水槽へ

金魚たちがつんつんする水槽は可哀想だったので、捕獲したどじょうは、そのままメダカの水槽に放たれました。

脱走どじょう君は、新しい水槽でもやっぱり居心地の悪そうにしゅるしゅるっと動き回っています。

 

水槽内の生態系がどうなるかはわかりませんが……しばらくは事態を観察していく予定です。

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金魚と川の生態系シリーズ