Drag Clicking

ある日、長男(10歳)が、

「うちにマスキングテープある?」

と聞いてきました。

 

納戸をゴソゴソ探し、出てきたマスキングテープを持って、部屋を出ていった長男。

またしばらくして部屋に入ってきました。

「これじゃ駄目だった。」

 

「何をやってるの?」

と尋ねると、

「僕ね、ドラッグ・クリックができるようになりたいの。」

とのこと。

 

はて?

ドラッグ・クリックとはなんぞや?



聞くところによると、彼がハマっているゲーム、マインクラフト では、

高速でクリックできると、かなり有利にゲームを進められるのこと。

高速クリックの練習のためのサイトもあり、Click per Second (CPS) (1秒間に何回クリックできたか)という、高速度の指標も設けられているそうです。

そして、

「できるだけ早く高速クリックしたい。」

と考えた誰かが、

「ドラッグ・クリック」

という神業を編み出したよう……

 

実際にやっている動画を見せてもらうと、

マウスの上に置いた指を滑らせ、摩擦力を使って

「カチカチカチカチ!」

と、高速でクリックしていました。

 

このドラッグ・クリックがしやすいマウスというものも売っていますが、

いずれもかなり値が張るものばかり。

 

そこで、彼はさらにネットで検索し、

マスキングテープで摩擦係数を上げてドラッグ・クリックをしている動画サイトをみつけたそうです。

 

……みんな、なんとゆー執念……

 

私が子供の頃、ファミコン名人として有名だった「高橋名人」が、

「ファミコンを16連打できる」

としてクラスの男子から崇められていましたが、それと似たようなものかもしれません。

 

 

「やっぱり、ドラッグ・クリックできるマウスがほしい。」

といって、結局長男は、貯めていたお年玉でドラッグ・クリック用のマウスを購入しました。

数日後にマウスが届くと、彼は早速ドラッグ・クリックをトライ。

 

「すごい!めっちゃできるよ!」

とのこと。

しかもこのマウス、PCに繋ぐと、虹色に光ります。

あまり意味のない機能に感じましたが、この発光も長男のお気に入り。

 

 

「このマウスだとドラッグ・クリックが簡単にできるのかー」

と私も試してみましたが、スルスルと滑って、なかなか出来ませんでした。

結局、我が家でドラッグ・クリックが出来たのは子供達3人だけで、大人2人は玉砕……手の潤いが足りないのかもしれません。

 

 

さて、その後も熱心にドラッグ・クリックを練習していた長男。

しばらくすると、家にあるどのマウスでもドラッグ・クリックができるようになりました(高いマウス意味無かった^o^;)。

 

「お母さんもできるようになろうよ。」

といって、彼は一生懸命教えてくれようとしますが、やっぱり私にはできません。

とゆーか、この技術の習得が私にとってどんなメリットがあるか不明なので、なかなかモチベーションがあがりません。

もっというと、長男の将来にとってのメリットも……今の所、思いつきません……ごめん。

 

が、彼は大真面目で、

今日もCPSを上げるための地道な努力を続けています。

……まあ、努力するのはいいこと、かな?

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