
COVID19のおかげで延び延びになっていたGifted Programの審査ですが、
先日、長男(10歳)の面接が行われたようで、審査結果が届きました。
結果は、
"Your child is eligible for Gifted Support services."
と、ゆーことで、無事にGifted Programのコースを受けられる事になりました。
具体的な審査結果は、書類10ページに及び、
「本当に色々時間をかけて審査してくれたんだな。」
と、ありがたく思いました。
私が特に感銘を受けたのは、
彼の学校の成績は軒並み普通、という評価だったこと。
算数と理科の成績は良いですが、Language Arts(英語)やSocial Studies(社会科)はいずれも平均くらいでした。
家でも、座学は苦手で、特に暗記系の勉強が嫌いです。
これが日本の教育だったら、多分、
「長男くんは算数や理科は得意だけど、国語や社会が苦手みたいだから、受験するためにはそっちをしっかり勉強しようね。」
みたいな事になっていたと思います。
また、本人はあまり自分をアピールするタイプではないですし、
ネイティブの同級生に比べると、やはり英語にハンデがあり、授業にも積極的になれなかったり、テストの問題がわからなかったりして、なかなか彼の能力を見出してもらうのは難しかったんじゃないかと思います。
でも、去年の担任の先生は、彼のテストの成績以外のところをちゃんとみてくれていて、数学のGifted Programを勧めてくれたんだと感じ、ありがたく思いました。
実際のGifted Programの試験や面接も、英語が母国語でない子供達がハンデを負わないような試験内容になっていて、
例えばパズルのようなパターン問題を解いたり、模様のあるブロックを組み立てて、指定された構造を作ったり、というようなテストが含まれていたそうです。
試験結果を見ると、
息子の場合は特に「Visual Spatial Index(空間認知能力)」に優れている、という結果でした。
この結果は、家で、折り紙やルービックキューブなどの彼の遊び方をみていた時の、私達両親の印象とも合致します。

長男(8歳)は、折り紙が得意です。 4,5歳くらいの時に保育園の先生に紙飛行機の腕前を褒められ、 クラスの友達に指導する係に任命されてから、 どんどん複雑な折り紙に挑戦するようになりました。 (息子の自尊心を引き出してい …
以前、長男(8歳)の学校でルービックキューブが流行っている話(こちら)をしましたが、今回、その後の話をしたいと思います。 インターネットで解き方のパターンを調べ、それを長男に教えたところ、彼は全てのパターン …
来週、プログラムの担当者と面談があり、具体的に今後どのうようなプログラムを組んでいくかの話し合いがあります。
最初は、息子が何が得意で何が苦手か、ぼんやりとしかわかっていませんでしたが、今回、
- スクリーニング試験
- 親からの評価
- 先生からの評価
- Gifted能力評価試験
- 心理学者との面接
等、一連のGifted Evaluationのプロセスを経て、
私達も、彼の強みと弱みに対する理解が深まったように思います。
面談では、本人にとって一番良いプログラムが組めるよう、自信をもってディスカッションに臨みたいです。
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と、ゆー感じで、
長男のGifted Evaluationは無事終了しましたが、次は長女(7歳)の番です。
彼女も、お兄ちゃんと同じくスクリーニングの試験を無事に通過し、
先日、親からの評価表を提出しました。
COVID19で再び学校が閉鎖となり、心理学者との面談の目処は経っていませんが、長男のようにしっかりと予定を組んで評価してくれるんだと確信しています。
長男と違い、彼女はオールマイティータイプなので、また評価内容は色々と違うと思いますが、一連のプロセスを通して、彼女の強みや弱みを、私達両親も学んでいきたいと思います。