ママ研究者の雑記帳

3人の子持ち研究職の日々あれこれ

「一人抄読会」の記事一覧

朝型人間

朝型人間は幸福度が高い

「朝型人間」か「夜型人間」かの違いは、メンタルヘルスに影響を及ぼすようだ。 イギリスのDevon&Exeter病院のJones、Weedonらは、UKバイオバンクや23andMeの参加者ら697,828人のデータを解析し […]
運動とアルツハイマー病

運動がアルツハイマー病に効果的な理由

運動が認知機能に良い影響をもたらすという研究結果は多数報告されている。 インスリン、レプチン、GLP1、グルココルチコイドなど、中枢神経以外で産生されるホルモンが神経保護やシナプスの可塑性などを介して、認知機能向上を促す […]
睡眠不足

睡眠不足でタウもたまる

睡眠―覚醒のサイクルは、脳間質(interstitial fluid: ISF)と脳脊髄液(cerebrospinal fluid: CSF)中のアミロイドβ(amyloid-β: Aβ)レベルを調節している。さらに、慢 […]
うなずき症候群

新たなタウオパチー?

"Nodding syndrome(うなずき症候群)" は、原因不明の疫病で、東アフリカの自給農業をしている地域の子供達に発症している。 Pollanenらは、北ウガンダのアチョリ族で、NSを発症して死亡したの13歳ー1 […]
老化細胞とタウ

老化したグリア細胞を除去すると、タウ病理と認知機能低下が軽減する

細胞の老化は不可逆的な細胞周期の停止に特徴的な分泌の表現型を伴う現象で、様々な細胞内および細胞外の要因から引き起こされる。 p16INK4Kという細胞周期停止タンパクは、加齢に伴う組織の変性を促し、動脈硬化や関節炎などに […]