Presentation match

先日、第一志望校に滑り込みで合格した長男(12歳)……ノリノリです。

 

「合格したら、『犬』と『太鼓の達人』を買ってくれるんだったよね!」

と言い出しました。

 

その言葉に、私達両親は微妙な反応。


「えー、だって最初落ちたと思ってて、後からLuckで受かったような感じだし、
どっちかってゆーとお父さんの方が頑張って教えてくれてて、むしろお父さんにお礼するくらいの勢いだと思うし、
その学校に行きたかったのは長男君で、受かったこと自体がご褒美みたいなもんだと思うけど……
さらにご褒美もらうって、どうなんかなー。」

 

とは言うものの、確かに受験勉強を初めた頃に長男からおねだりされて、「まあ……受かったらね。」みたいな受け答えをしていたような……

「犬」はお父さんから却下されましたが、彼は「太鼓の達人」には食い下がります。

どうしても欲しい「太鼓の達人」

彼は、日本に帰ってきてからすぐの頃、近くのアーケードを散策中に入ったゲームセンターで初めて太鼓の達人に挑戦し、それ以来すっかりハマったようでした。

「お願い!ゲームセンターでもっといいスコアが出せるように、家で練習したいんだ。」

 

まあ、リズム感もついていいんかな……とも思いましたが、やっぱり受験合格のお祝いにゲームを贈る気には……イマイチなれません。

とゆーのも、彼は以前「ゲーム依存症」を本気で心配するくらいゲームで自制を失っていた時期があったからです。

日本に帰国するとき、PCが船便で届くのに3ヶ月以上かかってその間オンラインゲームができなかったのと、時を同じくして受験勉強を始めた事で、彼のゲーム依存症は、この数カ月間寛解したかのように見えていました。

ここで新たにゲームを買うのはかなりリスキーな印象です。

……かと言って、今要求を断って、ノリノリな彼の気持ちを挫くのもダメな気がします。

プレゼンで説得してもらうことに

「前はWiiを持ってたけど、アメリカに置いてきたでしょ。今は周りの友達が Nintendo Switch を持ってるから、僕も Nintendo Switch がいいんだ。
だから、Nintendo Switch と、太鼓の達人のソフトと、太鼓とバチのセットを買ってください!」

彼のアツい交渉は続きます。

 

―― まあ、前よりは説得力のある物言いになってるかな。

そう思った私は、一つの提案をしました。

 

「じゃあ、Nintendo Switch と太鼓の達人セットを買う必要性を上手にプレゼンして、お父さんを説得させてみたら?」

長男「わかった!」

 

それからすぐに、彼はパワーポイントでスライド作りを始めました。

もう一人プレゼンの準備をしている人が……

そんな私達の会話を聞いていた長女(10歳)。

次の日から、彼女も自分のPCでなにやらスライド作りを始めました。

 

「なんのスライドを作っているの?」

私が尋ねると、彼女はちょっと声を潜めて言いました。

 

長女「長男くんのプレゼン発表の時に、私もプレゼンするの。」

「え、なんのプレゼンするの?」

 

―― 彼女も何か買ってほしいものがあるのかなー。

そう思いながら尋ねると、彼女の答えは……

 

長女「長男くんが Nintendo Switch を買わない方がいい理由!」

「え……!?」

 

 

なんと、

兄が「Nintendo Switchを買ってもらうためのプレゼンスライド」を作っている間、

妹は「兄にNintendo Switchを買わせないためのプレゼンスライド」を作っていたのでした。

 

プレゼン発表の日は3日後。

当日は、どんな波乱が起こるのでしょうか……。

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