no-school

「〇〇病院の医師がコロナウイルスに感染しましたが、私達の地区の学校に通う生徒2名がその医師と最近接触していたことがわかりました。
これをうけて、明日この地区の学校・デイケアは全て一日休みとし、校舎を全て消毒します。
生徒の皆さんは自宅で待機してください。」

というアナウンスメールが届いたのが、今週火曜日(3/10)の夜。

 

「まじで?明日はする事決まっているし、子供達みんな職場に連れていくしかないかなー」

という事で、翌水曜日(3/11)は家族全員で出勤し、夫と交代で子供達を見ながら仕事しました。

みんなで出勤

同じ年頃の子供を持つポスドク達は、みんな同じ状況。

「学校が長期休校になるのも時間の問題だね。そうしたら、ここにデイケアを開いて、みんなで2時間くらいずつ交代でみながら仕事しようか。」

などと話していました。

 

木曜日(3/12)は通常通り学校に行きましたが、その日の午後、ついにアナウンスが届きました。

「行政の指令があり、この地区の学校は明日から最低2週間、全て休校になります。その後も再開できるかどうかわからないので、学校ではリモート授業の準備を進めていきます。」

 

 

今のところ私達のいる大学まで閉まる気配はなさそう……

PI達は人数を制限してでもカンファをいつもどおり行うって言っているし、実験は続けないといけなさそうだな……

などと考えながら、夫と二人で午前・午後交代で子供達をみつつほそぼそと働く、という予定をたてました。

 

 

それにしても、このような緊急事態に対して、アメリカ人達のなんとも柔軟で対応の早い事。

 

天候悪化etc、子供達の安全面が懸念されるとすぐに学校が閉まり保護者が迎えに行く……というような日常に慣れているためか、

私の周りの子連れ職員達は、突然の小学校休校措置に対してほとんど動じていないように見えます。

 

また、仕事に関しても、

「さっき、交配中のマウス達を全て離して、重要でないマウスは全て処分したわ。ラインキープの為に必要な分だけ確保しておいて、2カ月は動物施設に入らなくても大丈夫なようにした。」

「データだけとって、後は家でできるように全て計画を変更したよ。」

「来週からはラボに来なくても済むように全て調整済み。」

など、PI達が「カンファは継続する」と宣言しているのに、みんな着々と自宅待機の準備をしています。

「PI達はおかしい。この状況でカンファを断行するなんて。彼らが耳を貸す人から説得してもらわないと。」

と、PIを説得する事まで検討していました。

 

 

この状況でも働こうとしているのは、日本人の私達夫婦と、中国人のポスドク達、そして中国人のPI(とその夫)だけ……

「実験をやめることなんてできないよね。世の中から遅れをとるわけにはいかない。僕はサイエンスの奴隷さ。」

と話しかけてきたのは、中国人のポスドクでした。

 

日本では、安倍首相が休校宣言を出してから、対応に追われた学校の職員や共働きの親達から苦情が相次いでいる、というニュースをみました。

事前対応なしに……というのが苦情の理由になっているとは思いますが、同じ休校措置etc.を受けても動じず、すぐに対策を取り始めるこちらの人達をみていると、何かが違う……

個人的には、「いつも通り」を簡単に変更できない(というかしてはならないと考える)日本人の国民性も関係しているように感じました。

  • 電車は時間通りに来なければならない。
  • 仕事は予定通り進めなければならない。

等、物事は予定どおりに進むべきと、みんなが当たり前のように考える風潮があるために、色々な事を簡単には変更しにくいんじゃないかなーと思います。

例えば数年前、脱線事故を起こしたした福知山線の列車に偶然乗車していたJR職員が、自分の担当列車に遅れないように現場を離れたのも、なんとなくこのような国民性が影響しているように思いました。

私見です。ご了承ください。)

 

 

私の今している研究も、中断しようと思えばできるものなので、執筆とかデータ整理とか、自宅で色々できるように、色々と準備しておいた方がいい……んだろうな……

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