「腕相撲しよう!」
ここ数カ月程、長男(9歳)は毎晩両親に腕相撲を挑んでいます。
夫も私も、まだまだ9歳には負けません。
彼は毎回完敗していますが、めげずに、毎日腕立て伏せを20回ずつして挑んできます。
「今、腕立て伏せしたからちょっと強くなったはず。
もう一回やろう!」
腕立て伏せの効果が数分後に現れる事はなく、むしろ疲れて筋力は落ちる傾向にある……
という考えは、彼の頭の中にはないようです。
「もう一回!」
まだしばらくは負ける気がしませんが、
最近は「少し本気を出さないとやばいかな」と感じるようになってきました。
いつか必ずやってくるであろう、彼に抜かれるその日を思いめぐらせながら、今日も受けて立つのでした。