リスー2

前回(こちら)に引き続き、リス関連のお話。

先日なぜリスを話題にあげたかというと、最近、子供達がリスと友達になろうと画策しているからです。

いつも高い木の枝から木の実を落としては巣穴にもって帰るリス達をみて、「リスは木の実を食べるらしい。」と考えた子供達。

自宅のキッチンからひまわりの種を探し出し、小さな手に持てるだけ握りしめて庭に出ます。

庭の木々の下で、ひたすらリスがひまわりの種を食べてくれるのを待っているのです。

庭の木の下でリスを待つ子供達

 

しばらくすると、長女(7歳)がしょんぼりした様子で私の元へやってきました。

私「リス見つけた?」

と聞くと、

長女「うん。私は見つけたんだけど、リスさんは私を見つけてくれなかった。」

と答えました。

 

私「野生のリスだから、人間には近づかないと思うよ。リスが見つけやすいところにひまわりの種を置いて、遠くからそっと見てたらどうかな。」

と提案してみると、長女は一粒のひまわりの種を敷地の塀の上に置き、ほんの2,3歩離れた所でじっと見守っていました。

 

リスを待つ長女

 

私「もっとたくさん置いてみたら?」

と言うと、

長女「もうこれだけしかない。さっきたくさん木の上のリスさんにあげようとしたんだけど、全然受け取ってくれないから、全部下に落ちちゃった。」

との事。

どうやら、木の上のリスめがけて、ひたすらひまわりの種を投げ、リスがキャッチしてくれるのを期待していたようです。

それは野生のリスに対してかなりハードルが高そう……

 

 

しばらくすると、

長女「やっぱり、最後のひとつだから、自分で持っておきたい。」

と言って、塀の上に置いたひまわりの種を回収しました。

 

私は「どうするのかな?」と気になりながらも、リス探しに飽きた男の子ふたりと鬼ごっこをして遊んでいました。

 

遠くから長女の姿を確認すると、彼女は、子供用の野球グローブを手にはめ、それを上向きに構えながら、ひたすら上を見上げてじっと立っていました。

上を見上げる長女

しばらく見ていると、彼女は上を見ながら、少しずつ前後左右に移動している様子。

長女の視線の先には、木の枝々を忙しく動き回るリスがいます。

 

「え?もしかして、リスが落ちてくるのでも待ってるのかな?」

と思い、長女の近くに行って聞いてみました。

 

長女「このグローブの中に、最後のひまわりの種が入っているの。リスさんが見つけてここに食べに来てくれるかもしれないから。」

 

たしかに、グローブの中には、一粒のひまわりの種がちょこんと置かれていました。

 

改めて確認しますが、彼らは野生のリスです。

人間が近くにいても構わず自分達の作業を続ける事はありますが、基本的には人に近づきません。

でも、子供達がそれを理解するようになるのはもうちょっと先のようです。

 

休み時間が終わり、家の中に入ろうと声を掛けましたが、長女は「もうちょっとこうしていたい。」と言って、なかなか家に入ろうとしませんでした。

ここでは子供達だけを外に残しておくと通報されかねないので、私は長男次男だけ先に家に帰らせて、ドアの前に腰を下ろし、長女を待ちました。

 

何度目かの声掛けの後、長女はやはりしょんぼりした顔で、挙げていた手を下ろし、こちらにやってきました。

 

 

—— 野生のリスでも、木箱などを設置して餌を置いておくと、そこに入ってくれるようになる、とどこかのサイトに書いてありました。

今度、彼女と調べてみようと思います。