ペンギン

ある日の事、次男(5歳)が、「ペンギンの赤ちゃんみたい?」とiPadを持ってきました。

そしてYouTubeで、南極大陸上陸のシーンやペンギンに遭遇するシーンをみながら、次男がペンギンについて色々説明してくれました。

どうやら、キンダーカーテンのクラスで、ペンギンについての授業を受けているようです。

かなり興奮気味に説明しながら、次男はいいました。

 

「ペンギンの赤ちゃんを見にいきたいね。みんなで南極にいこうか。」

 

そして、彼はまっさらなプリント用紙と鉛筆を持ち出し、南極大陸旅行に必要なものを書き出しました。

  • おべんとう
  • すいとう
  • じゃけっと
  • てぶくろ
  • まふらー
  • ぼうし
  • おふとん

 

「これが持っていくものね。次は、どうやっていくか。飛行機とお船で行かないとだと思う。」

そう言って、彼は別の場所に

「ひこうきとふねでいく」

と書き、その部分に下線を引きました。

「これは大事なことだから線をひくの。」

 

「誰といくか。

これは、僕と、お母さんと、お父さんと、お兄ちゃんと、お姉ちゃん。」

 

「次は、いついくか。

学校のある日は無理だと思う。お休みの日で、お友達との Play Date がない日にしなくっちゃ。

次の日曜日がいいんじゃないかな。」

そう言って、彼は、

「つぎのにちようび」

と書き加えました。

 

その様子を見て、私はつい最近読んだ、5W1H思考の本の内容が頭に浮かんできました。

「おー、これはまさしく5W1H……」

「5歳でも5W1H思考で計画を立てられるものなんだなー」と私は驚きました。

もしかしたら、キンダーガーテンの授業で、大枠を習っているのかもしれません。

 

そのまま眺めていると、次男から

「他に必要なことはないかな?」

と尋ねられ、二人であーだこーだ話し合いながら、旅行計画を書き上げました。

 

もちろん、「今度の日曜日にちょっと南極まで……」というわけにはいきません。

試しに南極旅行について少し調べましたが、1週間くらいの旅行で、一人何十万円もかかります。

「こりゃムリだわ。まあ、明日になったらどうでもよくなってるかも……」

と思いながら、私は次男に話をあわせていました。

 

 

ところが……

次の日の朝、次男は起きてくるなり、

「あと○○日たったら、南極にペンギンを見に行くんだよ。」

と家族に話はじめました。

 

その次の日も、その次の日も、

「あと○○日で南極だよ。」

 

そして、日曜日の朝、

「今日は南極に行くんだよ。早く準備をしないと。南極はものすごく遠いんだよ。」

とのこと。

 

さすがに申し訳なくなり、

「今日は船の予約がいっぱいでとれなかったみたい。

また夏休みに船の予約がとれるか、聞いてみるね。」

と話して納得してもらいました。

 

……夏休みまで覚えていたら……ほんとに行くかな。