去年、節分の豆まきの楽しさを知った子どもたち。
夕食の時間、思い出したように長女(9歳)が話しかけてきました。 「明日は節分っていうのがあって、鬼に豆を投げるんでしょう? お父さんが教えてくれたの。」 日本にいたときも節分の豆まきはかるーくやってきたので …
今年も長女(10歳)はせっせと鬼のお面を作っていました。
2月3日。
私が台所で食事の準備をしていると、
「お母さん、お母さん」
と呼ぶ声が。
振り返ると、背の高い赤鬼とちっちゃな子鬼(7歳)がぬっとこちらを覗いていました。
……今年は鬼が二匹のようです。
長女「晩ごはんが終わったら豆まきだからね!」
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そして晩ごはんが終わり、私達は長女が配分した豆入りコップを片手に鬼が来るのを待ちました。
長男「この豆、美味しいね。」
長女「あー、鬼に投げるんだから食べちゃだめ!」
そんな会話を繰り広げていると、先程の赤鬼の親子がやってきました。
長女「来たよー!鬼はー外!鬼はー外!」
長男「くらえ!豆!」
赤鬼の親子「うおー!うおー!」
最初は抵抗していた鬼たちも、たくさん豆を投げられてとうとう退散していきました。
……今年も福が来ますように。