overcome

Chairと話をしてから数日後、私は直ラボPIにメールを送り、オンラインミーティングを設定してもらいました。

直ラボPIとは、最初にChairの元で雇われると決まった時に帰国後の仕事内容についていろいろと話をしていましたが、

先日、自分のプロジェクトがあまり直ラボの内容と一致しないと伺ったので、私が直ラボのために他にどんな事ができるか、もう一度相談させてほしいと思ったからです。

 

直ラボPIと話をするのは、前回Chairと一緒に指導を受けた時以来です。

私はまたまた緊張した状態で、当日を迎えました。

 



 

ところが、私の心配はミーティングの最初の1,2分で吹き飛びました。

画面越しにみた直ラボPIは、前回の堅い表情とは一転して、以前のように、控えめながらも表情豊かな反応に戻っていたからです。

あれからChairが直ラボPIに何か話して、気持ちを解いてくれたのかもしれません。

 

私は、現在直ラボでは、Chairが獲ってきた大型予算のプロジェクトの遂行が直ラボの喫緊の課題であり、その構想ディレクターの求める研究で成果を出さなければならない状況にあることを教えてもらいました。

また私のプロジェクトに関しては、直ラボPIも去年から似たような内容の提案をしていたけれども、そのディレクターの受けが悪く、現在はそれらの提案を控えている事、

けれども直ラボPI的には非常に重要な研究テーマだと思っており、数年後にはきっとこちらの流れがくるので、その時に再び提案してディレクターにもわかってもらえるようにしたいと思っている事などを教えてもらいました。

今結果を出さなければならないプロジェクトで私にできることに関しては、私が現在所属しているアメリカの今ラボと今後も繋がりを保てる事に着目し、今ラボのブレインバンクを使って、関連したヒトデータの解析をしてほしい、と言われました。

これなら私にもできそうだし、逆に直ラボ内では私にしかできない事だと思います。

 



 

直ラボPIの話は尽きることなく、私は、

―― 自分が人間関係の事などで悶々としている間、他の人達は自分達のプロジェクトの成功に向けて、どんどんと構想を膨らませ、前に進んでいっているのだ

と思いました。

結局、ミーティングは2時間以上に及び、その間私達はお互いのラボの現状や今後自分達にできることなどを、途切れる事なく話続けました。

最後に私は現時点で自分がするべき事を口頭でまとめ、直ラボPIから依頼された内容を調べてメールでお返事する、と約束して、ミーティングは終了しました。

 

―― さらに忙しくなりそうだなー。

現在の仕事もとうにキャパ超え感を感じていましたが、

―― とりあえずちょっと体と頭を休めてから、もう一度仕事の時間を再配分してみよう……。

と思いながら、私はPCの電源を切って席を立ちました。

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