身体と脳を若く保つ5つのファクター 公開日:2021年2月27日 さらっと 「いつまでも健康で、若々しくいたい」 と考える人は多いと思いますが、 実際の所、加齢との関連が最も高いファクターはどのようなものでしょうか? オランダ・アムステルダムUMCの Dr. Lansen らの研究グループは、「 […] 続きを読む
センテナリアンの人達はアルツハイマー病理に負けない脳を持つ 公開日:2021年2月21日 さらっと 学生時代、100歳を過ぎても元気に笑っている「きんさんぎんさん」の元気な姿をみて心が癒やされていました。 ぎんさんの他界後、剖検脳ではアルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) の病理がみられた […] 続きを読む
アルツハイマー病で特に障害されやすい細胞の共通点:RORB 公開日:2021年2月18日 さらっと 脳神経内科が取り扱う神経変性疾患の多くは、疾患ごとに特定の部位の神経細胞が障害されやすくなっており、それに伴って疾患特異的な神経症状を呈します。 例えば、 アルツハイマー病 (Alzheimer's disease, A […] 続きを読む
マクロファージの代謝を促進すると、加齢による認知機能低下が改善する 公開日:2021年2月11日 さらっと 高齢者の体内では、「炎症」関連のマーカーが高くなっており、脳内では健常人でも軽度の炎症が起こっています。 私は野生型マウス (C57BL/6J) 脳内を若齢と老齢で比較した事があるのですが、 老齢マウスの脳内では、アスト […] 続きを読む
GLS1を抑制すると老化細胞が死滅し、体が健康になる 公開日:2021年1月26日 さらっと このブログでも何度か取り上げましたが、 老化細胞(senescent cells)の除去(senolysis)は、アンチエイジングだけでなく、加齢に伴う様々な疾患の予防・治療ターゲットとして注目されています [1, 2] […] 続きを読む
赤ちゃんが生まれた瞬間に呼吸を開始するメカニズムーSIDSの原因解明の緒となるか? 公開日:2021年1月18日 さらっと お母さんのお腹の中では、赤ちゃんは呼吸をしていませんが、 この世に出てきた瞬間に、「おぎゃー」と泣いて呼吸を開始することになります。 アメリカ・ヴァージニア大学の Dr Bayliss らの研究グループは、このメカニズム […] 続きを読む
Aβ オリゴマーがmGluR5に結合するのは、男性だけ? 公開日:2021年1月14日 さらっと アミロイドβ (Amyloid beta, Aβ) のオリゴマーは毒性が強く、シナプス障害等、アルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) の神経変性に関与すると言われています。 一方、グルタミン […] 続きを読む
脳動脈瘤のリスク遺伝子 公開日:2020年12月23日 さらっと 世界人口の3%の人達は、脳血管に動脈瘤を持つと言われています [1]。 未破裂動脈瘤の多くはサイズが3-4mm以下と非常に小さく、このような動脈瘤が破裂することは非常に稀(0-0.4%)と言われています [2]。 しかし […] 続きを読む
中年期の拡張期高血圧は晩年の脳白質障害に影響する 公開日:2020年12月11日 さらっと 高血圧は、脳心血管系に重大なダメージを与えることは言う前でもありませんが、高血圧自体に症状はなく、 急性期高血圧でなければ、脳心血管系の破綻→重篤な疾患(脳卒中や心筋梗塞 etc.)となるまでには数十年の経過がかかるので […] 続きを読む
毎日のちょっとした身体的活動で心が健康になる 公開日:2020年12月7日 さらっと 運動が、身体だけでなく、脳機能や精神の健康維持にも欠かせないのは周知の事実ですが、実際、どれくらいの運動で効果があるのでしょうか? ドイツ・ハイゼンベルグ大学のDr. Meyer-Lindenbergらの研究グループは、 […] 続きを読む
食道のレヴィ病理はLBDの進行と相関が高い 公開日:2020年11月26日 さらっと パーキンソン病(Parkinson's disease, PD) 認知症を伴うパーキンソン病(Parkinson's disease dementia, PDD) レヴィ(Lewy)小体型認知症(Dementia wit […] 続きを読む
COVID19に最も感染しやすい場所はどこ? 公開日:2020年11月22日 さらっと COVID19のワクチンの中間報告で盛り上がりをみせるアメリカですが、新規感染者数はうなぎのぼり。 マスク・隔離・長期間の我慢が苦手な人達は、 「もう無理!」 と、公共の場に集まって食事したり遊んだりしています。 また、 […] 続きを読む