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ある日の事、いつものように水槽を眺めていると、一匹のエビのお腹が大きく膨れ、中に黒いつぶつぶがぎっしり詰まっているのが見えました。

「お母さんエビじゃない?赤ちゃんを産むんじゃない?」

エビの産卵を観察

子供達は、エビの孵化を見ようと、お母さんエビと、番になりそうなオスエビを数匹、別の水槽に入れ、ヒーターで水を温めました。

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数日観察していると、

「産まれたよ!!!」

目を凝らさないと分からないくらいの小さなエビの赤ちゃん達が、元気に泳いでいました。

(写真を撮ろうとしましたが、小さすぎてピントが合わず、撮れませんでした😭)

赤ちゃんは脱皮しながら順調に成長……してたけど……

「かわいいねぇ……。」

私達は、毎日目を凝らしながら、毎日赤ちゃんエビを観察しました。

 

こうして隔離して眺めていると、赤ちゃんエビも、大人エビも、かなりの頻度で脱皮して、水槽の底にはたくさんのエビの皮が落ちています。

(最初、本体が死んだのかと思い、びっくりして回収したら、脱皮後の殻でした……。)

 

私達は、赤ちゃん達のために、餌を小さくすりつぶしてあげていました。

「このままどんどん大きくなってほしいねぇ。」

 

 

ところが、ある日を堺に、赤ちゃんが次々に死んでしまいました。

(脱皮後の殻かと思って水槽の底から回収したら、本体でした……。)

「どうしよう!このままだと全滅だよ!」

稚エビのために、川底の泥を調達

慌ててエビ(正確には「ミナミヌマエビ」)の生育について調べると、元々は繁殖力が旺盛なエビなのだとか。

稚魚は、水中のプランクトンや、水草に生えた苔、生物の死骸などを食べて大きくなるそう。

ミナミヌマエビの繁殖に必要な設備を見てみると、色々なサイトにコツが書いてありました。

ミナミヌマエビの繁殖に必要な設備
  • 必須設備
    • 水温:20-24℃(自然界で繁殖が活発に行われる、春ー夏の水温)に保つ。
    • 底床:バクテリアや底床の成分により水質を安定させるため、大磯やソイル等を敷く。
    • 水草:水質の安定とエビの隠れ家のための丈夫な水草を入れる。ウィローモスやアナカリス等が良い。
  • その他
    • 小さいほど水質の悪化が早くなるため、なるべく大きな飼育容器で飼った方がよい。
    • 赤ちゃんエビが吸い込まれないよう、仔魚飼育様の水流が弱いフィルターをつける。
    • 酸素の提供と水の循環のためにエアポンプをつける。
    • 稚エビの成長とコケの発生のために、十分な日光や証明を当てる。

この水槽で不足しているものといえば……

「土がないからじゃない?」

 



 

とゆーことで、冬の冷たい入り、エビを捕まえたあたりの川底の砂利と泥をすくって、赤ちゃんエビ達の水槽に入れてあげました。

泥が入ると、大人エビ達も、早速泥を食べ食べ、排泄を繰り返していました。

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「やっぱり川底の砂利と泥は大事なんだね。」

カワヨシノボリの孵化にも挑戦

今まで「ドジョウ」と呼んでいた魚ですが、ちゃんと調べると、「カワヨシノボリ」というハゼ科のお魚だった事が判明……カワヨシノボリさん、ごめんなさい。

 

とゆーことで、ドジョウ改め、カワヨシノボリの孵化にも挑戦することに。

このカワヨシノボリ達は、よく水槽の壁にくっつたりしているのですが、数匹、お腹がピンク色に膨らみ、中に卵を持つメスがいることがわかります。

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このメスとオスを番にして、繁殖用の水槽セットに入れました。

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サイトをみていると、ソイルの上に、沈み石として平たい石や瓦などを置いて置く必要があるとのこと。

今入れている石はちょっと規格外っぽい感じなので、今度平たい石を拾ってこようと思います。

……うまく赤ちゃんを産んでほしいです。

いつの間にか我が家の水槽は6個に

それにしても……最初は、金魚すくいの金魚を飼うために1個水槽を飼いましたが、その後どんどんエフォートが上がり、今では

  • 大きめの魚用の120cm水槽
  • 小さめの魚用の60cm水槽
  • めだかの産卵用の水槽
  • めだかの稚魚達用の水槽
  • エビの孵化用の水槽
  • カワヨシノボリの産卵用の水槽

と、6個の水槽をせっせと世話しています。

 

……こんなに水槽だらけになるとは……😓

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金魚と川の生態系シリーズ