去年から、我が家で大切に育てられている金魚と川の生き物たち。
ところがある日、金魚が3匹、立て続けに弱り、数日で亡くなってしまいました。
「どうして死んじゃったんだろう?餌もあげすぎないようにしてるし、特に感染してる感じでもないし、水質も問題なさそうなのに……。」
金魚の生育を勉強し、彼らの死亡率低下を達成した私達にとって、3匹の死はショックでした。
夫「……よくわからないけど……餌を変えてみる?」
生き餌に挑戦
夫は、大学院ではメダカを使った研究で学位をとっており、その時、生きた極小のエビを餌に使っていたそうです。
「ある時、その生き餌が手に入らなくなって、固形餌だけにしたんだけど、その時、死亡率が上がった気がするんだ。」
「あと、生き餌のエビは、ソルトレイク産がいいよ。他の産地の生き餌に変えた時に、メダカたちの体調が悪くなった事があって、それ以来ずっとソルトレイク産のエビを使ってたんだ。」
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――金魚に生き餌?凝り過ぎでは……?
という気持ちも拭えませんが、できる限りの事はやってみようと、私達は生き餌に必要な道具を揃えました。
ブラインシュリンプ(ソルトレイク産)の孵化
生き餌は、固形餌と違って、1日かけて準備が必要です。
まずは、ブラインシュリンプの卵を孵化させます。
卵を水温28℃の塩水にいれ、24時間撹拌して孵化させます。
……28℃までいかなくても孵化するらしいので、私達は金魚の水槽のヒーター近くにブラインシュリンプの孵化装置をセットして、24時間撹拌させました。
よく見ると、中で卵がぐるぐる回っています。
24時間後、専用の濾し器で殻を濾し、
稚魚をすくって水槽に入れると、小さなエビが水槽の中でぴょんぴょんと踊りだしました。
卵は多めに孵化させ、翌日の分は冷凍庫で凍らせておきます。
こちらは、長女お手製の、ブラウンシュリンプ分注器 ⇓。
魚たちは大喜び?
金魚とメダカの水槽にブラウンシュリンプを放つと、彼らはどんどん食べていきました。
まあ、生き餌も固形餌も、どちらとも喜んで食べるんですけど……。
ブラウンシュリンプだけだと、金魚にとっては小さすぎるかもしれないので、時々固形餌も混ぜながら、しばらくこの方法で餌をあげてみることにしました。
――みんな、健康で長生きしてください。
と、願いながら。
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