アメリカの小学校では、9月第1月曜日Labor Dayの翌日から新学期が始まりました。
長女(6歳)は1st Grade、長男(9歳)は4th Gradeにそれぞれ進級しました。
初日の朝、長男は「学校に行きたくない...」と沈んでいました。
新しいクラスメートとうまく話せるか自信がないようです。
でもまあ、毎朝泣きながら「行きたくない」と訴えていた去年の今頃に比べると、だいぶ頑張っているように思います。
長男「Paavoと同じクラスだったらいいんだけどな……。」
Paavo君は長男のクラスで一番仲の良い男の子です。
話に聞く限りでは算数が抜きんでていて、ピアノも上手で……長男の自慢の友達で、Paavo君と一緒にいる時が一番楽しいといつも行っていました。
先日、長男(8歳)が、学校から帰るや否や、急いでピアノに向かい、今練習している曲(バッハのトッカータ)を凄い勢いで弾き始めました。 「イキナリどうしたの?」 と聞くと、 「今日、学校の音楽の時間に、Paavoがトッカータ …
「一緒のクラスだったらいいねー。」
と言いながら、子供達を学校まで送り、私たち夫婦は職場へ向かいました。
夕方、長男の事が少し心配だった私たちは、早めにアフタースクールに迎えに行きました。
小学校に着くと、2人とも校庭で、友達と楽しそうに遊んでいます。
案ずるより産むが易し……と思いながら子供達に手を振り、皆で車に乗り込みました。
私「新しいクラスはどうだった?」
長女「うん、離れた人達も多かったけど、また同じクラスになった人もいたよ。先生も優しくて楽しかったよ。」
私「それは良かったね。で、長男君はPaavoとは同じクラスだったの?それとも違うクラスだった?」
長男「あー、それね。Paavoはどのクラスにもいなかったよ。」
……え?どういうこと?
私「転校してたってこと?」
長男「Paavoは5th Gradeになってたよ。4th Gradeはしないんだって。だから今日は一度も会えなかったよ。
この小学校は5th Gradeで終わりだから来年はMiddle Schoolに行くだろうし、もう無理だね。」
なんと……彼は飛び級していたのでした。
となると、長男も飛び級しない限り、今後も同じクラスになる可能性はないって事かー。
彼にとっては、若干、暗雲立ち込める新学期となったようです。。。
ほんと、出来る子にはどんどん勉強できるのっていいよね~。でもその代わり留年もありなら・・・うちの子、確実に毎年留年で卒業できないから日本とりいれはったら困るかも(笑)
ははは、そんな事はないでしょw
でもこっちでは、子供のレベルにあったスピードで教育を受けさせるために、親がすすんで留年させることもあるみたいだよ。
周りの目を気にせず、本人が勉強しやすい環境を第一に考えてそうなところがいいなと思ったわ。
まあ、子供は以外な所でぐんと伸びたりするから、そのままにしておいた方がいい時もありそうだけどねー。
飛び級!すごいな~、すごいシステムだよね。でも本当に勉強ができる子は、他の子に付き合わずどんどん勉強をできるんだね。ただ、年齢の違う子達と過ごすのは大変だろうけど・・・長男くん、頑張って同じクラス目指して!笑
彼はメンタル的にも成熟しているように見えたから、飛び級しても大丈夫そうな気がするな。
うちの子は飛び級とかすると、また学校行きたくなくなりそう・・・w
ここは飛び級もできれば留年もできるので、自分たちにあったスピードで学習できるのがいいよね。
社会性とかを心配する人もいるみたいだけど、小学校低学年の授業はつまらなくなる子も多いし、レベルに合わない学年で退屈な時間を過ごすのはもったいないと思う。日本にもとりいれてもらえないかなー。