お母さんの記憶力はそんなに落ちない
今まで、産後に記憶力や集中力が落ちるという報告があり、それを自覚する女性も多かったんじゃないかと思います。 私も、産後しばらくはぼーっとする事が多く、予定していた仕事の半分も進められないという事がよくありました。 今回、アメリカPurdue大学から出ていた研究では、 産後1年以上経ったお母さん達は、出産していない女性と比べてもそんなに記憶力・注意力の低下はなかったとのこと。 むしろ注 […]
今まで、産後に記憶力や集中力が落ちるという報告があり、それを自覚する女性も多かったんじゃないかと思います。 私も、産後しばらくはぼーっとする事が多く、予定していた仕事の半分も進められないという事がよくありました。 今回、アメリカPurdue大学から出ていた研究では、 産後1年以上経ったお母さん達は、出産していない女性と比べてもそんなに記憶力・注意力の低下はなかったとのこと。 むしろ注 […]
私が研究を始めた頃は、ある疾患からiPS細胞を樹立したり、別の細胞に分化させたりするだけで3大誌に載っていましたが、 今では手軽に購入できるようになり、遺伝子編集も簡単…… そして今回は、 iPS細胞から分化させた内皮細胞、ペリサイト、アストロサイトの3D培養で毛細血管が作れた、 とのこと[1]。 毛細血管を作ってCAAを再現 アメリカ・マサチューセッツ大学(MIT)のTsaiらの研究グループは、 […]
朝起きると、昨日書いた記事が消えてました ┣¨━━━━(ll゚Д゚ll)━━━━ン!! ゴミ箱にも下書きにもない・・・記事書いてなかったのかな? いや、書いて公開したはず・・・でもない。 バックアップは週一なので動いていない・・・ もう一回書き直さないとか…ゥヮ───。゚(。pдq。)゚。───ン!! ・・・と、思いましたが、 念の為調べた所 […]
以前、CRISPR-Rxシステムを使ってpolypyrimidine tract-binding protein 1 (Ptbp1) をノックダウンし、 アストログリアを網膜細胞や線条体のドパミン神経細胞(domamin neuron, DA neuron)に変換して機能回復を得られた、 という論文 [1] を紹介しました(こちら)。 今回は、PTBに対するshRNA(shPTB)を […]
アルツハイマー病 (Alzheimer’s disease, AD) の発症率が、住んでいる場所によって変わる? アメリカ・ウィスコンチン大学のKindらの研究グループは、こんな若干ナイーブとも思える問題にメスを入れました。 食事内容、治安、教育の質、健康的な生活習慣、ストレスの程度など、健康障害に直結するファクターの程度は、居住地の貧富によって大きく変わります。 そのような健康格差を […]
1.全ての日付を非表示にする場合 ダッシュボード → 設定 → 一般 → 日付と時刻のフォーマットの部分を空欄に。 「変更を保存」をクリックし、終了。 2.トップページの日付を非表示にする場合 ダッシュボード → 外観 → テーマエディター → メインインデックスのテンプレート(index.php) 変更前: newposts_keni($new_info_rows,1,1,"year",0,th […]
行間や文字の大きさ等を調節したい時 外観 → カスタマイズー → 追加CSSで編集。 スペースや文字の大きさ等、変更したい部分にカーソルをあわせ、 右クリックでInspect(もしくはCont + Shift + I)。 ハイライトされている部分を見ながら、 margin等がCSSのどこに記載されているか確認。 その部分をコピーして、追加CSSに貼り付ける。 margi […]
抜粋記事を作成してリストアップし、各記事の横にサムネイル画像を入れる方法。 抜粋記事表示 子テーマを編集。 フロントページはindex.php、カテゴリー記事一覧はarchivephpを編集。 いずれも40-45行目あたり。 get_post_format() を ‘excerpt’ に書き換える。 変更前: get_template_part( 'template-parts/post/cont […]
エックスサーバー経由で子テーマ作り(サブドメインの場合も) (1) エックスサーバーのファイルマネージャーにログイン。 (2) ファイル一覧 → ○○.com → public_html → wp-content ※サブドメインの場合は、wp-contentの上にサブドメインのフォルダがあるのでそこに入る → サブドメイン用のwp-contentがある。 (3) → themes (4) 「作成」 […]
コメントアウトについて、勉強したことのまとめ。 コメントとは コメントは、プログラムのソースコード上で、「実行させない部分」のこと。 コードの注釈にあたり、規定のコメントタグで括って「コメントアウトする」。 コメント化された部分は、プログラムとは関係なく自由に記述することができる。 コードを記述している時はその内容を把握していても、後で読み返してみてよくわからなくなってしまうこともある。 そのよう […]
アルツハイマー病 (Alzheimer’s disease, AD) では、 アミロイドβ (Amyloid beta, Aβ)の凝集・沈着 タウの細胞内凝集 が2大病理ですが、 細胞内病理の一つとして、エンドソームの膨張も特徴的だとか1。 Aβに関しては、アミロイド前駆蛋白 (Amyloid precursor protein, APP) のトラフィッキングがAβ産生に影響しますが、 […]
COVID19による在宅勤務継続中…… 自宅の顕微鏡でコツコツ見てきたデータを元に、ある病理分布のステージングを作ったのですが、 オンラインミーティングで、 「そのステージングの信頼性を示す統計が必要。」 と言われました(そりゃそうだ)。 文献を漁ると、マクネマー検定(McNemar’s test)とロジスティック回帰(Logistic regression)の組み合わせ […]
シナプトタグミン1 (synaptotagmin-1, syt1) は、カルシウム (Ca2+)センサーとして働き、神経活動によるCa2+の細胞内流入を感知して神経伝達物質を放出する。 このsyt1のヘテロ変異では、様々な程度の神経発達障害が起こる事が知られており、syt1-associated neurodevelopmental disorderと名付けられている (Baker et al., […]
アルツハイマー病 (Alzheimer’s disease, AD) では、アミロイドβ (Amyloid beta, Aβ) プラークと神経原線維変化 (neurofibrillary tangle, NFT) が病理学的な特徴です。 NFTは、過剰にリン酸化したタウが、神経細胞内で凝集して生じますが、 剖検脳の解析(Braak et al., JNEN, 2011; Braak e […]
このサイトでは使っていないのですが、サブドメインサイトで利用している、「List Category Posts」の使い方の覚書。 1.プラグイン【List Category Posts】をインストール 2.一覧を入れたい場所に[catalist]で挿入 設定→List Category Postsで設定。 Nubmer of Psts:何個まで表示させるか Pagination:true → 続き […]
Cryo-EMで前方側頭葉変性症(FLTD), アルツハイマー病(AD), 慢性外傷性脳症(CTE), 大脳皮質基底核変性症(CBD)のタウを次々と解析している、イギリス・MRC Laboratory of Molecular BiologyのMichel Goedertらのグループから、α-シヌクレイン(α-Syn)のcryo-EM解析結果が報告されました。 MSA由来α-SynのCryo-EM […]
世の中には、たくさん食べても一向に太らず、健康的な人達がいるけれども…… それは、なぜ? カナダ・Brithish Columbia大学 ライフサイエンス研究所のPenningerらの研究グループは、ここに疑問をもち、 エストニアに住む20ー40歳、47,000人の健常な「痩せている人達」のデータを集め、遺伝子解析を行った。 痩せる遺伝子 GWAS解析の結果、それまで報告されていたF […]
前屈症(camptocormia)はパーキンソン病(Parkinson’s disease, PD)の3-17%で発症し、患者のQOLを著しく下げる。 残念なことに、このcamptocormiaは、L-DOPAや脳深部刺激療法(deep brain stimulation, DBS)、ボトックス注射等の効果が芳しくない。 日本では、ウェアリングオフのレスキュー剤として使用されているアポ […]
パーキンソン病 (Parkinson’s disease, PD) などのシヌクレイノパチーでは、α-シヌクレイン (α-Syn) の異常凝集、蓄積が起こる。 α-Synモノマーは脂質に作用してシナプス小胞のトラフィッキングに関与するとも考えられている。 α-Synオリゴマーは、細胞膜やミトコンドリア膜の脂質酸化、ミトコンドリアタンパクの酸化etc.を介して、ミトコンドリアのアポトーシ […]
メラニン凝集ホルモン (melanin-concentration hormone, MCH) 産生細胞は、エネルギーやグルコース代謝に重要な役割を持つ。 今回、ドイツ・Max Planck研究所のBrüningらの研究グループは、 このMCHニューロンが、視床下部-下垂体系にある正中隆起(median eminence, ME) の、タニサイト (tanycytes) や有窓型毛細血管 (fen […]
アルツハイマー病 (Alzheimer’s disease, AD) やパーキンソン病 (Parkinson’s disease, PD) などの神経変性疾患の研究領域では、 異常に凝集したタンパクが細胞内外に蓄積し、病理の進展および神経変性を誘導している、というのが概ねコンセンサスになっています。 このタンパク凝集体の性質を調べる為、多くの研究室では、 患者の脳内から凝集 […]
アポリポプロテインE4(Apolipoprotein E4, APOE4)は、アルツハイマー病(Alzheimer’s disease, AD)の最も強力なリスク因子として知られています。 アミロイドβ(Amyloid beta, Aβ)の産生やタウ病理の増悪因子として有名ですが、血管障害のリスク因子としても多方面から注目されており、多くの報告があります。 アメリカ・南カ […]
前回に引き続き、統計の備忘録。 例えば、カテゴリカル変数のXとYというデータの相関、オッズ比(超幾何分布による最尤推定値)、 95% 信頼限界などは、カイ二乗検定 odds.ratio() やフィッシャーの正確率検定 fisher.test() などでオッズ比(超幾何分布による最尤推定値)や 95% 信頼限界を求めることができるが、 下記のようなクロス集計表があった場合、 X1 X2 […]
デスクワークをしながら、久しぶりにRを開きました。 私は最初、「言語さえ理解できれば応用が利く」と思って、統計にはRを利用していたのですが、周りの同僚達は皆、ラボが購入している統計ソフトを使っているので、最近はRから少し遠ざかっていました。 上司から、臨床よりのプロジェクトを一つ任されていたので、自宅で細々解析していたのですが、ラボの統計ソフトでは解析できないものも多く、ちょっと使いづらい……。 […]
子どもは親の気持ちを敏感に察知するもの。。。 ワシントン大学のWatersらのグループは、 7歳から10歳までの子供とその親(N = 214, N = 214; Ndyads = 107; 47% fathers) を対象に、 親がストレスを隠す事がどれくらい子供に影響を与えるか、調べた。 親のストレスは子供に伝わる 107人の親達のうち父親47%、母親53%。 親達はまず別室でストレスのかかるタ […]
Genome-wide association studies (GWAS) により、脳疾患に関連する様々な遺伝子変異が同定された。 しかしながら、single cellでの解析は未開。 そこで、スウェーデンKarolinska研究所のSullivan、Hjerling-Lefflerらの研究グループは、マウスのsingle-cell transcriptomeデータとヒトのGWAS […]
Klotho (KL) は、寿命に関わる膜タンパクとして注目されている。 F352V (rs9536314) とC370S (rs9527025) の二つのミスセンス変異は、機能的ハプロタイプKL-VSとして知られており、Klothoタンパク質の分泌や機能に影響を与える。 このKL-VSのヘテロ接合体(KL-VSHET+)では、血漿中KLレベルが上昇し、ホモ接合体に比べると健康長寿であると報告され […]
脳内のグリア細胞を神経細胞に変化させると、神経変性疾患などで失った神経を補充し、機能改善させる事ができる。 以前、中国の研究グループから、in vitroでpolypyrimidine tract-binding protein 1 (Ptbp1)をノックダウンすると、線維芽細胞などが機能的な神経細胞に変化する事が報告されていた(Xue et al., Cell, 2013)。 今回、中国の別のグ […]
アルツハイマー病(Alzheimer’s disease, AD)や前頭側頭葉変性症(frontotemporal lober degeneration, FTLD)で主要な病的タンパクとして注目されているタウが、細胞間を伝播して脳内を広がっていくことはコンセンサスとなっている。 今まで、ヘパラン硫酸プロテオグリカン(Heparan sulfate proteoglycans, HSP […]
火星の石を採取し、地球に持ち帰るプロジェクトの詳細が固まった。 最初のステップは今年7月、NASAがPerseverance roverを打ち上げる。 Perseverance roverは火星表面を走り、火星の埃や岩をチューブに採取する予定。 この計画が成功すれば、火星の石を地球に持ち帰るのは実に約10年ぶりとなる。 Pervererance roverは来年2月に、火星のJeze […]
中脳黒質緻密部のドパミン神経細胞の変性は、加齢と共に進行し、とくにパーキンソン病(Parkinson’s disease, PD)に特徴的である。 加齢はPDの最も大きなリスク因子である事から、アメリカ・フロリダ医科大学のKhoshboueiらのグループは、加齢と共に黒質のミクログリアの老化(senescence)が起こっているのではないかと仮説を立て、野生型マウス(C57BL/J6マ […]
シナプスの記憶コードの可視化—ショウジョウバエモデル 動物達は、感覚刺激を受けて、常にポジティブ/ネガティブな状況予測をしている。 感覚の合図は、該当するニューロンでエンコードされており、シナプス可塑性をモニターするはず。 ドイツGöttingen大学のFialaらの研究グループは、ショウジョウバエの嗅覚記憶を司る、キノコ体γ葉のKenyon細胞のシナプス終末を、可視化して観察した。 彼らは、蛍光 […]
高齢者の認知機能障害に先立ち、軽度行動異常(mild behavioral impairment, MBI)が起こる事がある。 カナダCalgary大学のGauthierらのグループは、症状のない高齢者を対象に、MBIとアルツハイマー病(Alzheimer’s disease, AD)バイオマーカーに相関があるかどうかを調べた。 軽度行動異常の段階でAβが溜まっている 方法: 96人の […]
先を見通し、予測し、柔軟に計画する事は、私達の生活にとってとても重要な能力である。 スタンフォード大学のWagnerらの研究グループは、加齢やストレス下の状態により、先をを見通し、柔軟に計画する機能が落ちる事を報告した。 ストレスで記憶の使い方が下手になり、計画性が落ちる 方法 被験者達には、ストレス無/有りグループにわけられ、それぞれ仮想空間の町をバーチャルで歩き、その間の神経活動を機能的MRI […]
アルツハイマー病(Alzheimer’s disease, AD)のバイオマーカーとして、 血漿中のAβ/タウ/NfLの組み合わせの報告(こちら)、 血漿中のp-tau181の報告(こちら)等、 色々でてきていますが、 今回は脳脊髄液(cerebrospinal fluid, CSF)中のp-tau217が、Aβ PET陽性となる前から上がっていて、CSF中p-tau181よりも特異度 […]
実験によく使用されているマウス達。 喜び、悲しみ、恐怖などの感情で、彼らは表情を変えているのだろうか。 ドイツにあるMax Planck Institute of NeurobiologyのGogollaらの研究グループは、マウスに様々な刺激に対してその表情を変化させることを明らかにした。 マウスにも表情がある模様 彼らは、マウスの表情を見分けるアルゴリズムを作製し、様々な感情(プレッシャー、不快 […]