今週月曜日(1月18日)は、マーティン・ルーサー・キング牧師の日 (Martin Luther King Jr. Day, MLK day) で、祝日でした。
毎年、小学校 etc. では、この日から1ヶ月をMLK月間とし、アフリカン・アメリカンについて皆で学習しています。
毎年1月第3月曜日は、Martin Luther King Jr.の日です。今年は1月21日でしたが、その前後から、デイケアセンターの壁には多くのアフリカ系アメリカ人の偉人たちの写真が飾られていました。 先日、学校の個人 …
昨年 "black lives matter 運動" も起こった事で、子供達にとってはアフリカン・アメリカンについての社会事情を考える機会が多かったように思います。
先月、ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性が白人警官に拘束されて窒息死した事件を発端に、 ”Black Lives Matter” 運動 が全米で広がっています。 抗議活動はエスカレートし、暴徒化した人々が車や店を襲撃し、 …
今年は、COVID-19でまともに学校で授業が受けられていないので、学校でのイベント等は中止になるかもしれませんが、
私の職場であるペンシルベニア大学病院では、職員全員が広場に出て膝を付き、
人種を超えた仲間同士で一致団結することを誓いました。
彼の私生活に対して色々と言う人達もいたようですが、
死後何十年経ってもこのように国民全員が黙祷を捧げ、彼の活動に敬意を捧げている様子を見ると、
やはり偉大な人物なのだと思います。
それは、彼が国民全体の意識を変え、
現在の、アメリカの根幹となる倫理観を作ったからだと思います。
ただ、正義を貫き、人々の意識を改革しようとすれば、
現状を変えたくない人達から、必ずといっていいほど攻撃され、命を危険に晒すことになります。
- マハトマ・ガンディー (1948)
- エイブラハム・リンカーン (1865)
- ジョン・F・ケネディ (1963)
- マルコム・X (1965)
- マーティン・ルーサー・キング・ジュニア (1968)
- マララ・ユスフザイ (2012年に銃撃され負傷)
etc.
「自分の命をかけてでも人々の意識を変えよう」
という強い意志は私にはありませんが、
せめて、
「 "正義のために立ち上がる人達の命が危険にさらされる事のない社会" を作る、市民の一人でいたい」
そう思います。