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先日、羊毛を使って3匹の子猫のぬいぐるみを作った長女 (10歳)。

すっかり自信がついたようです。

「あのね、もうすぐおじいちゃんとおばあちゃんのお誕生日だから、プレゼントにシュリとココちゃんのぬいぐるみを作ってあげようと思うの!」

手作りの誕生日プレゼントを企画

彼女の母方のおじいちゃんと、父方のおばあちゃん は、誕生日が1日違い。

子供達は毎年、簡単な手作りのプレゼントを贈っています。

で、今回長女が考案したのが、

おじいちゃんのお家で去年天寿を全うしたシュリ (ミニチュアダックスフンド) と

おばあちゃんのお家で現在も長寿記録を更新中のココちゃん (トイプードル) のぬいぐるみを作り、

それぞれの誕生日にプレゼントする、というものでした。

 

「お母さんも手伝ってくれる?」

 

……とゆーことで、休日を返上して、二匹の犬のぬいぐるみを作る事になりました。

ミニチュアダックスフンドを作る

最初に手掛けたのは、ミニチュアダックスフンドのシュリ。

シュリが亡くなってからしばらく時間が経ちましたが、やはり、彼の事を考えると、今でもとても寂しい気持ちになります。

――せっかく作るなら、本人……じゃなくて本犬そっくりに作りたい。

……気合いが入ります。

 

使用したのは、こちらのミニチュアダックスフンドのキット↓

 

このキットの中の犬もかわいくはありますが、

「シュリは、全身の毛がもっと濃い茶色で長くて、鼻が長くて、胸毛が立派で、しっぽは長くてもっとフサフサしていて……。」

私達はシュリの写真を見て姿を思い描きながら、濃い茶色の羊毛を全身に植毛し、形を整えていきました。

 

「できた!」

土曜と日曜の丸2日かけて、シュリが完成しました。

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首に巻いているのは、次男 (7歳) が作ったマフラー。

長女は、さらに余った羊毛でシュリのベッドを作り、ボール紙でお家を作り……立派な寝床が完成しました。

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……そして、猫さん達とも記念撮影 ↓

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トイプードルを作る

翌週からは、トイプードルのココちゃんの制作にとりかかりました。

使用したのは、こちらのセット↓

商品が届くと……

「で、でかい……。」

アマゾンで注文した時はあまり気にしていませんでしたが、このトイプーは身長約25cmと、今まで作ったぬいぐるみの何倍もの大きさがありました。

 

ここまで大きいと、作り方もかなり異なる様子。

太い針金を芯にして、その周りにまず白とピンクで肉付けをしていき、その上からチュルチュルの毛を植毛していきました。

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▲お尻の毛を植毛中

耳の毛、顔の毛、手足の毛、背中の毛……と、それぞれ植毛の方法も異なっており、かなりの力作。

目の周りには黒の羊毛でアイシャドウを入れて、トイプーのウルウルしたタレ目に仕上げていきます。

結局、毎週末、数人で手分けして頑張って、完成までに3週間かかりました。

 

「……これは大変……ってか、本物のココちゃんとほぼ同じ大きさじゃん。ここまで大きなものを作らなくても、おばあちゃんは喜んでくれると思うけど……。」

長女「いいの!頑張ったからもっと喜んでくれるはずなの!」

……とゆー会話を繰り広げながら、なんとか完成したココちゃんがこちら↓

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――マジで大変だった。

結局、2体を作るのに、毎週末を利用して1ヶ月かかりました。

 

でも、満足いくプレゼントができて、娘は大喜び。

「おじいちゃんもおばあちゃんも、きっと喜ぶよね!」

かわいい誕生日カードも作り、それぞれ誕生日に合わせて送りました。

 

出発前に全員で記念撮影↓

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完成してほっと一安心……と思いきや……

2体のぬいぐるみを見送り、私はホッと一安心。

――トイプーは大変だったなー。次からは大きさも考えて作り始めないとだな。まあ、でも、次の家族の誕生日は来月末だし、しばらくはぬいぐるみ作りもお休みかな?

 

と思っていると……

長女「お母さん、来週はカワウソ作りたい!手伝ってくれる?」

「……。」

 

彼女のぬいぐるみブームはもうしばらく続きそうです……。

 



 

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▲ カワウソくん

 

 

ぬいぐるみを作るシリーズ
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