次男(6歳)は、お兄ちゃん(11歳)やお姉ちゃん(9歳)と比べると一回り小さいですが、
気持ちだけは彼らと対等でいて、お姉ちゃんに算数の問題を出題したり、お兄ちゃんに全力でタックルしたりしています。
でも、なんだかんだいってもやっぱり6歳、出来ないことも多いです。
ある日の夕食の時間、子供たちの好きな豚の生姜焼きをつぎ分けていると、次男が
「僕の分、大盛りにして!」
と言ってきました。
私は、
「良いけど、そんなにたくさん食べられる?」
と尋ねると、
「絶対に食べられるよ!だって僕もうこんなに大きいから。」
という返答。
私は彼の要求どおり、彼の分を多めについであげました。
ところが、やっぱり次男には多くて食べきれない様子。
だんだん彼の箸の動きが滞り、とうとう止まってしまいました。
「あー、やっぱり無理だったかー。次男くん、まだちっちゃいからなー。」
とみんなからからかわれると、次男は
「僕ちっちゃくないよ。僕はもう 79 months なんだよ。」
と一言。
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「ん? 79 months って何?」
皆は、彼の言っている事の意味がわからず、きょとん……としています。
「あ、もしかして、79-month-old ってこと?」
と私が尋ねると、
「そう。この前、計算したんだよ。僕は6年生きてて、8月産まれだから、今は 79-month-old だよ。」
確かにそのとおり。
6歳って言われるとちっちゃいイメージですが、79ヶ月といわれると、まあ、なんとなく大きなイメージ。
マウスだと老齢過ぎて天寿を全うしています。
……しばらくは年齢じゃなくて月齢で呼んであげようかな。