COVID19対策で、3月から大学が閉鎖。
6月からは20%の収容人数を許可(Phase I)。
7月からは50%の収容人数を許可(Phase II)。
という感じで、今はラボのメンバーを2つのチームに分けて、交代で出勤する、ということになっています。
実験は行えるようになったのですが、週に3日しかラボにこられないので、以前程には進みません。
みんなのデータがなかなかスローペースなので、PIはご立腹の様子。
先日のミーティングで、ラボマネージャーがチームの交代時間の修正を提案し、議論になった時は、
「そんなのもっと柔軟に対応したらいいんだ。大学の決まりを守っているせいで、みんな全然Productiveじゃなくなってるでしょ!
みんなできるだけラボに来てデータを出さないと!
このままみんながデータを出せなかったら、私は研究資金を獲得できないし、みんなは全員クビだ!」
と叫んでいました。
ラボマネージャー2は、
「みんなの健康を危険に晒すくらいなら、私はクビにされてもいい!」
と反論していましたが、
オンライン上の喧嘩は聞いててとても疲れます。
いやはやしかし、
「この隔離政策下でデータが遅いからクビとか叫ばれるって、どこまでブラックな職場やねん。
普通、社長は『従業員の健康が第一』とか言うべきなんじゃ…」
とツッコミたくなりましたが、
何を発言しても逆上されるので、沈黙あるのみ。
ラボの時計も、エジソンの工場の時計のように、いつか針を外されるかも?
とにかくデータを出さねば…