ある日のこと、子供たちが、興奮しながら部屋に突入してきました。
「お母さん!幼虫がいた!!カブトムシかな!?」
プランターに幼虫
彼らによると、ベランダにあるプランターにお花の種を植えようと土を掘りかえすと、体にたくさんの節と足を持つ、クリーム色のずんぐりとした虫がでてきたとのこと。
確かに見た目はカブトムシの幼虫に似ていますが、このプランターにクヌギやコナラ等の木は生えておらず、大きさもかなり小さい……。
どこかの山にいるカブトムシがわざわざ都会にやってきて、マンションのベランダの小さなプランターに卵を産み付けていった……とも考えにくいです。
「なんの幼虫だろうね……カナブンかな?」
形的には甲虫類の幼虫のように見えますが……
「OK!これから観察していこう!」
いきものがかりの長女は、その虫に再び土を被せると、プランターに立て札を立て、日々観察していくことにしました。
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はてさて、どんな虫に育つのでしょうか?