APOEの機能を喪失したら、脳が健康に 更新日:2024年2月28日 公開日:2024年2月27日 Original Article APOEにはAPOE ε2、ε3、ε4の3つのアイソフォームがあり、APOE4はアルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) の最大のリスク多型となります [1] APOE2はADにはなりにくいで […] 続きを読む
アストロサイト由来の、脂質と結合した状態のアポEの構造 公開日:2024年2月14日 Original Article アポリポタンパクE(apolipoprotein E, APOE)司る遺伝子には、ε2, ε3, ε4の3つのアイソフォームがあり、APOE2はアルツハイマー病(Alzheimer's disease, AD)のリスクを […] 続きを読む
進行性核上性麻痺のGWAS解析 更新日:2024年2月19日 公開日:2024年2月11日 Original Article まだプレプリントだけど、驚いたので早めに書き留めておきます。 進行性核上性麻痺 (Progressive supranuclear palsy, PSP) 。 60-70歳くらいに多い、進行性の認知症、眼球運動障害、体幹 […] 続きを読む
APOE-E136S (Christchurch) 変異がアルツハイマー病に打ち勝つメカニズム 更新日:2024年1月14日 公開日:2024年1月13日 Original Article 以前、PSEN1-E280A変異という強力な家族性アルツハイマー病(Alzheimer's disease, AD)の遺伝子変異を持ちながら、70歳まで認知症を発症しなかった、APOE3 R136S変異(Chistchu […] 続きを読む
LDL受容体を過剰発現すると、APOE の発現を抑えてタウ介在性神経変性が改善する 更新日:2022年3月3日 公開日:2021年7月13日 Original Article アルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) と脂質異常症の関係は以前から報告されており、Low-density lipoproteins (LDL) とアミロイドβ (Amyloid beta, […] 続きを読む
APOE4は進行期ADでCypAを介して血管障害を起こすが、そのメカニズムはAβ非依存的 更新日:2022年3月3日 公開日:2021年7月5日 Original Article APOE4は、孤発性アルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) の最大のリスク多型ですが、 動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクも高く、血液脳関門(blood-brain barrier […] 続きを読む
ニューロンのAPOEは免疫系を介してアルツハイマー病の神経障害に寄与する 更新日:2022年3月3日 公開日:2021年6月7日 Original Article アポリポタンパクE (Apolipoprotein E, APOE) は、孤発性アルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) の最大のリスク多型ですが、その多くはアストロサイトから分泌されます [ […] 続きを読む
アストロサイトのAPOE4を除去するとタウ介在性神経障害が改善する 更新日:2022年3月3日 公開日:2021年4月16日 Original Article 先日アポリポタンパクE4(Apolipoprotein E4, APOE4)とタウについての論文を紹介しましたが[1]、 その記事を書いた翌日に同じラボからこの論文が出たので、 「どーしよーかなー。」 と思いましたが、つ […] 続きを読む
アンチセンスオリゴでAPOE4を減らすとタウマウスの神経障害が改善する 更新日:2022年3月3日 公開日:2021年4月14日 Original Article アポリポタンパクE4(Apolipoprotein E4, APOE4)は、アルツハイマー病(Alzheimer's disease, AD)の強力なリスク因子として注目されています [1]。 APOE4のAD増悪の機序 […] 続きを読む
APOE4を持つアストロサイト&酵母では脂質代謝異常が起こっている 更新日:2022年3月3日 公開日:2021年3月31日 Original Article アポリポタンパクは、脂質等と結合して、脂質の運搬や脂質代謝関連酵素の活性化、あるいは補酵素として働く一連のタンパクの総称です。 このうち、アポリポタンパクE (Apolipoprotein E, APOE) は、主に3つ […] 続きを読む
APOE抗体による免疫療法は、血管に優しく、副作用が少なさそう 更新日:2024年2月7日 公開日:2021年2月24日 Original Article アルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) は、 アミロイドβ (Amyloid beta, Aβ) を主体とするAβプラーク 過リン酸化タウを主体とする神経原線維変化 (neurofibril […] 続きを読む
Aβプラークの新しいタイプーcoarse-grained plaqueー 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年10月30日 Original Article アルツハイマー病(Alzheimer's disease, AD)の2大病理といえば、 アミロイドβ(Aβ)プラークと神経原線維変化(NFT)ですが、 Aβプラークには、その形態や構成Aβによって、いくつかの種類に分類さ […] 続きを読む
同じADでも病気の進行が早かったり遅かったりするのはなぜ? 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年7月11日 Original Article 同じアルツハイマー病(Alzheimer's disease, AD) でも、進行の早い人と遅い人がいるのはなぜ? マサチューセッツ工科大学(MIT)/ハーバード大学のHymanらの研究グループは、進行の早い人ADと多い […] 続きを読む
毛細血管を作ってCAAを再現 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年7月5日 Original Article 私が研究を始めた頃は、ある疾患からiPS細胞を樹立したり、別の細胞に分化させたりするだけで3大誌に載っていましたが、 今では手軽に購入できるようになり、遺伝子編集も簡単…… そして今回は、 iPS細胞から分化させた内皮細 […] 続きを読む
APOE4はそれだけで血管障害と認知機能低下のリスク 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年5月12日 Original Article アポリポプロテインE4(Apolipoprotein E4, APOE4)は、アルツハイマー病(Alzheimer's disease, AD)の最も強力なリスク因子として知られています。 アミロイドβ(Amyloid […] 続きを読む
Klotho-VSヘテロは、APOE4に打ち勝つ 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年4月27日 Original Article Klotho (KL) は、寿命に関わる膜タンパクとして注目されている。 F352V (rs9536314) とC370S (rs9527025) の二つのミスセンス変異は、機能的ハプロタイプKL-VSとして知られており […] 続きを読む
APOEはシヌクレイノパチーにも関係あり? 更新日:2024年2月3日 公開日:2020年2月29日 Original Article APOE4はアルツハイマー病(Alzheimer's disease: AD)の最大のリスクファクターで、アミロイドβ(Aβ)病理の増悪因子として働く。 一方で、APOE4はレヴィ小体型認知症(Dementia with […] 続きを読む
家族性ADの変異を持ちながら認知症を発症しなかったのはなぜ? 更新日:2022年3月3日 公開日:2019年11月24日 Original Article Presenilin1 E280A変異(PSEN1 E280A)は家族性アルツハイマー病(Familial Alzheimier's disease: FAD)の原因となる最も多い遺伝子変異である。 ハーバード大学のAr […] 続きを読む
女性の方がタウが溜まりやすい……模様 更新日:2022年3月3日 公開日:2019年3月1日 Original Article アルツハイマー病(Alzheimer's disease)における性差は多数報告されており、一般的には女性の方がリスクが高いと言われている。 マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hosp […] 続きを読む