
Vector の作り方3種類の覚書。
Vector とは
私の中の Vector のイメージは、「1列のデータセット」。
例えば、下記の場合、Boxの中にそれぞれ数値が入っている。

これは、左から1,3,7,11,14という数字が格納された Vector。
Vector の中身は、数値でもいいし、文字列でも良い。

だたし、数値と文字列の混在はダメ。
もし、文字列と数値を混在させたら、数値は "文字列" として認識される。
データ型とデータ構造の覚え書き。 データ型 データ構造を調べたり変換したりする場合は、下記関数が用意されている。 データ型には以下の関数が用意されている。 データ型 データ型を調べる データ型を変換する モード mode …
Vector の作り方3種類
Combine:c()
普通に数値をくっつけて並べる方法。
"Combine" の "c" を使う。
V1 <- c(3, 24, 35, 543)
V1

文字列でもOK。
V2 <- c("a", "b" , "c" , "d" , "e" )
V2

でも、数値と文字列を混在させると、全て "文字列" として認識される。
V0 <- c("a", "b" , 7 , 8 )
V0

Sequence:seq()
数値が続きものの場合は、"Sequence" を使うと便利。
Sequenceは
seq()
の形で使う。
":" とほぼ同じ機能。
例えば数値 1-15 の Vector を作る場合。
V3 <- seq(1,15)
V3

こんな感じで、1,2,3,4,5...15という数値の入った Vector が作られる。
例えば2個飛ばしの Sequence を作りたい場合は、
V4 <- seq(1,15,2)
V4
とすればOK。

4個飛ばしなら、
V5 <- seq(1,15,4)
V5

Replicate:rep()
同じものを繰り返したい場合は、Replicate を使う。
使い方は、
req()
例えば、3を50回繰り返す場合は、
V6 <- rep(3, 50)
V6

文字列もOK。
V7 <- rep("a", 20)
V7

別の Vector を繰り返す事もできる。
V8 <- c("a", "b")
V9 <- rep(V8, 10)
V9

Vectorの要素へのアプローチ
Vectorは、左から順に1,2,3で呼び出せる。
他の言語は0からスタートだけど、Rだと1からスタートなところが違う。
例えば、下記のように打ち込む
x = c("a","b","c")
x

で、この Vector の左から1番目を呼び出したい場合は、
x[1]
とすればOK。

左から1番目の "a" が呼び出された。
…… [ ] の色々な使い方はまた今度。