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データ型とデータ構造の覚え書き。

データ型

データ構造を調べたり変換したりする場合は、下記関数が用意されている。

データ型には以下の関数が用意されている。

データ型 データ型を調べる データ型を変換する
モード mode() storage.mode()
実数 is.numeric() as.numeric()
整数 is.integer() as.integer()
実数(整数も含む) is.integer() as.integer()
複素数 is.complex() as.complex()
文字列 is.character() as.character()
論理値 is.logical() as.logical()

 

このうち、私がよく使用するのは、下記。

  1. numeric (実数)
  2. character (文字列)
  3. logical (論理値)
  4. integer (整数)

データ型の注意事項

1つのベクトルの中に、複数の型を入れることはできず、どれかの型に統一される。

その大小関係は、

character > complex > numeric > logical > NULL

の順。

 

例えば、演算式中、実数値が期待されている時に論理値が現れたりすると、

  • TRUE → 1
  • FALSE → 0

のように変換される。

逆に、演算式中、論理値が期待されている時に実数値が現れたりすると、

  • 0 でない数 → TRUE
  • 0 → FALSE

のように変換される。

ここで、0でない数が全部 "TRUE" に変換されることに注意 (3.4 とかの数字でも "TRUE" になる。)。

データ構造

データ構造を調べたり変換したりする場合は、下記関数が用意されている。

データ構造 データ構造を調べる データ構造を変換する
ベクトル is.vector() as.vector()
行列 is.matrix() as.matrix()
配列 is.arry() as.array()
リスト is.list() as.list()
データフレーム is.data.frame() as.data.frame()
順序なし因子 is.factor() as.factor()
順序つき因子 is.ordered() as.ordered()

 

このうち、私がよく使用するのは、下記。

  1. data.frame
  2. factor
  3. vector
  4. matrix
  5. array
  6. list

References

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