先日、悪徳整備会社B社から無事車を取り戻した私達でしたが、
ある土曜日の寒い朝、 夫が「午前中ラボで仕事をしてくる」と言って、朝5時半ごろ家を出ました。 そして30分ほどたった頃、彼から電話がかかってきました。 「事故ってしまった……」 電話口の先では、聞き覚えのあるクラクション …
気になる愛車の修理代は一体いくらになるのか……
安い金額ではないことはたしかです。
修理費が高すぎ……
そして数日後、C社から見積もり金額を伝える電話が届きました。
気になるその金額は、
14,500ドル(約160万円)
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予想はしていましたが……高いです。
電話の向こうでは、C社のPatが、
「かなり高い金額だから、修理するより新しい車を買った方がいいかもしれない。こっちにきたら、詳細を説明するよ。」
と言ってくれたので、翌日夫と二人でC社の整備工場へ向かいました。
Patは、変わり果てた私達の愛車の中を見せて、それぞれ取り替えが必要な部分やその金額について丁寧に説明してくれました。
Pat「この車の価値次第だけど、普通これくらいの修理費がかかるんだったら買い替えた方がいい場合が多いと思う。
僕は修理してもいいんだけど、君たちはTakの友達だし、勝手に修理してお金をもらうなんてことはしたくないよ。
だから、君たちにとって一番いい方法を選んでほしい。
僕の知っているスクラップ回収所だったら、だいたい車の価値の25%で買い取ってくれる場合が多いよ。
Takにも相談してみるといい。」
と言われ、C社を後にしました。
ちなみに、Patとの会話で最も印象に残った一言。
「僕ももう何十年も車を修理してきたけど、このクラスの車で自損事故の保険に入っていない車は扱ったことがないよ。」
嗚呼、やっぱり保険って大事なのね……
廃車決定
Takにテキストしてみると、車種・年式・走行距離からすぐに車の値段を割り出してくれました。
Tak「NADAで調べたら、今の君たちの車の価値は19,000ドルくらいだ。
一般的に、修理代の見積もりが、車の今の価値の75%以上だったら、廃車にした方がいいと言われている。
修理を始めると、見えなかった部分もパーツの交換が必要になったりして、それ以上に修理費がかかることもあるし、
この車は廃車にして、できるだけ高く買ってくれるスクラップ回収所を探したほうがいい。」
NADAとは「National Automobile Dealers Association」の略で、今の車の価値を算出してくれます。
Get NADA Values for used cars, certified pre-owned cars and more, brought to you by NADA Used Car Guide.
Tak「Patの方がスクラップ回収所とのつながりが多いから、彼に全部任せたらいい。スクラップにして、少しでもお金をもらい、次の車を買うんだ。」
……と、ゆーことで、見事廃車が決定しました……
この車、2年半前に中古で購入したときは27,000ドル(約300万円)でしたが、それが鉄屑と化す事に……
- 高い車なら絶対に全補償の保険をかけよ
- 車の修理代は高い
- 今の車の価値の75%以上修理代にかかるようなら廃車にしてお金をもらった方が良い