周囲がAMEDやらムーンショットやらの申請書作成でバタバタしている今日この頃、
私はもう一つ、別のものとも戦っています。
―― お弁当です。
長期休みはお弁当シーズン
春休みに入り、小学生2人の給食は一時休業。
これまで、私・夫・長男(中1)の3人分だったお弁当作りは、小学生2人を加えて5人分になりました。
食欲旺盛な小中学生のお弁当箱は、以前の何倍も容量が大きくなっています。
そんなお弁当箱達のスペースをどう埋めようかと、私は毎日、翌朝のお弁当の内容を考えながら、晩ごはんを作っています。
でもまあ、2人分のお弁当が増えたくらいは、良いのです。
みんな「美味しい!」と言ってペロッと食べてくれるので。
戦うべきは……偏食君の長男のお弁当です。
幼少時から好き嫌いの多かった長男
長男は以前から好き嫌いが多く、彼が小さかった頃は、栄養のバランスがとれた食事をしてもらうのにかなり苦労していました。
彼の嫌いなものは、貝やエビタコなどの魚介類全般、きのこ類全般、こんにゃくやナス等のグニャっとした食感のもの、その他色々……
私も昔は努力していて、彼にバレないように、きのこや人参を細かくみじん切りにしてハンバーグに入れたりしていました。
彼が気づかずに食べてくれたらガッツポーズですが、最近は「きのこの風味がする。。。」とか何とか言ってバレてしまうので、今はもうかなり諦めてしまっています。
お弁当の内容にも細心の配慮が必要
そんな長男は、春休みに限らず毎日お弁当を持っていっていますが、ちょっと気になることがあると、残して帰ってきます。
「今日のこのおかずは食感がー。」
「今日のお魚はちょっとパサついてたー。」
「プチトマトがちょっとしなってなっててー。」
人一倍大きな彼のお弁当箱を埋めるだけでも大変ですが、彼が全部食べてくれるよう、毎日細心の注意を払って詰め込まなければなりません。
もちろん、魚の骨は全部抜いてからお弁当箱に詰めています。
中学にカフェテリアがあるので、お金を渡すからそこで食べてもらっていいとも言っているのですが、
「んー、まあやめとく。お弁当の方がいいし。」
という返事……意味不明……。
そんなある日の彼の言葉は……
そんなある日、しばらく完食してくれていた彼が、お弁当に入れていた鮭を残して帰ってきました。
―― あれ?今日は油の乗ったいい鮭だったのに……。
焼き方もちょうどよかったし、いつもなら食べて帰ってくれていたはず。
私は彼に聞いてみました。
「今日の鮭、美味しくなかった?パサついてたの?」
すると返ってきた答えは……
「んー、小さな骨が一本残ってたから、それ以上食べなかったー。」
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それはそれは……申し訳ありませんでしたねっ!