ある日、家に帰ると、子供たちが待ち構えていました。
「今日、学校でお祭りがあるの!5-7時でまだ間に合うから行ってもいいでしょう?」
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とゆーことで、晩御飯を作る間もなく、みんなで小学校のお祭りに行ってきました。
「JUNE JAM」と名付けられたこのイベントは、毎年この頃に開催されていましたが、COVID-19のパンデミックによってここ3年ほどは自粛されていました。
感染者はまだ多いですが、子供たちも全員ワクチンを接種できたし、今は重症化も少ないという事で、再開に踏み切ったようです。
学校に到着すると、校庭は人で溢れかえっていました。
みんな3年ぶりのイベントにとても興奮しているようです。
大きな音楽が鳴り続け、若いDJが会場を盛り上げる中、子供たちは楽しそうにダンスしていました。
3つの大きなバルーンハウスも復活し、その周りには、顔面ペイントコーナー、宝探しコーナー、ミニチュアバスケットゴールコーナーなど、細々とした遊びコーナーがたくさん用意されていました。
子供たちはお友達から声をかけられ、すぐにどこかに行ってしまいました。
私達夫婦は大きなピザを食べながら、みんなが楽しそうに遊ぶのを見ていました。
予定時間の7時を過ぎ、DJが締めの挨拶をすると、みんなは少しずつ自宅に戻り始めました。
子供たちもどこからか戻ってきて、みんなで車に乗り込みました。
「あー楽しかった!」
止まっていた時間が動き出したような感覚で、私は車のエンジンをかけました。