hospital

彼の容態は、日に日に良くなりました。

片眼は、漫画で描かれるような感じに大きく腫脹していましたが、その腫れも、日を追う事に軽快していきました。

若干の複視は続いていましたが、眼の腫れが引けば、それも元の状態まで戻るだろうと言われました。

 

「これくらい元気になったら退院もできそうですね。学校にも行って大丈夫だと思います。ただ、まだ骨は繋がっていないので、1ヶ月間は体育はしないでください。あと、鼻をかむのも禁止です。1週間後に抜糸しますから、来週、形成外科と眼科を受診してください。」

主治医の先生からの説明を受け、彼は予定より早く退院できることになりました。

「やったー!おうちに帰れる。」

彼は、折り紙でノーザンドラゴンを一つ作って看護師さん達に渡し、皆さんに見送られながら病棟を後にしました。

 



 

造影MRIは、1ヶ月後に予定されていました。

現時点で特に何かできるわけもありません。

 

退院してから数日後、易疲労性やふらつきもほとんど改善したため、私は学校に連絡をとりました。

その日の夕方、担任の先生が自宅を訪れ、息子と再開しました。

私は担任の先生に、これまでの入院中の経緯を説明し、病院から指示された、日常生活の注意事項を伝えました。

 



 

そしてその翌日、私は、息子を小学校へ連れていきました。

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