凍結道路でスリップして自損事故
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悪徳整備会社B社に車を牽引される
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知り合いに相談しまくり、B社から愛車を救出
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修理費を見積もり後、車をスクラップに
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新たに中古車を購入
という、高い授業料を払って社会勉強をさせてもらった今回の出来事。
ある土曜日の寒い朝、 夫が「午前中ラボで仕事をしてくる」と言って、朝5時半ごろ家を出ました。 そして30分ほどたった頃、彼から電話がかかってきました。 「事故ってしまった……」 電話口の先では、聞き覚えのあるクラクション …
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先日、廃車が決定した我が家の愛車 ▼ 車社会のアメリカでいつまでもレンタカーを乗り継いでいるわけにはいかず、 感傷に浸るまもなく、次の車を探さねばなりません。 最初は、 「もうあと1年半くらいで日本に帰るし …
先日、スクラップ工場からの小切手が届きました。
スクラップとなった元愛車の値段は、3,000ドル(約33万円くらい)。
これは、良心的な整備会社C社のPatが、複数のスクラップ会社と交渉し、一番良い値段をつけてくれた会社に売った値段です。
今回大変お世話になった、TakとPatには、ニューヨークにある日本のお菓子屋さんから取り寄せたお菓子を贈って、感謝の気持ちを伝えました。
最後に小切手を換金すれば、今回の騒動は集結、という事になります。
気になる収支は……
悪徳整備会社B社への支払い (牽引料、入庫料、駐車料 etc.) | -800.00ドル |
良心的整備会社C社への支払い (車の解体・検査料。駐車料等は免除。) | -600.00ドル |
2週間のレンタカー代金 | -700.00ドル |
新たに購入した中古車代金 | -17,000.00ドル |
スクラップで得た収入 | 3,000.00ドル |
合計 | -16,100.00ドル |
※失った元愛車の現在の相場: 19,000.00ドル(購入時は27,000.00ドル) |
とゆーことで、実際の収支は約16,100ドル(約182万円)の出費となりました。
出費は痛いけど、今回かなり勉強させてもらったので、個人的には貴重な体験だったかなーと思います。
最初に牽引されたB社も、私達からしたら「悪徳整備会社」でしたが、彼らも生きるのに必死で、自分たちの事を「悪徳」だとはあまり思っていなかったんじゃないかと思います。
B社の周囲は他の建物もボロボろで、犯罪が横行している地域なので、周辺の人達もみんな犯罪スレスレの事をしながら食いつないでいるのかもしれません。
そんな「彼らの常識」と、「私達の常識」がちょっと違ったってことなんじゃないかと思います。
「世界には様々な人々が様々な暮らしをしているってこと、知っているつもりでよく理解していなかったな。もっと世の中を勉強しないとだなー。」
と、今回改めて思いました。
- 世の中には色々な人達がいると心得よ
- 自動車保険は、自損事故に対応する補償も絶対に入れておくべし
- 困ったら、勇気を出して誰かに相談しまくるべし
- 高い車なら絶対に全補償の保険をかけよ
- 車の修理代は高い
- 今の車の価値の75%以上修理代にかかるようなら廃車にしてお金をもらった方が良い
- こちらから切り出さなければ交渉は始まらない
- 相手の目をしっかりみて話せば、対等に話してもらえる
- 失敗しても死ぬことはなく、何らかの学びが得られる。まずはトライ!