先日、学校公式の算数アプリの紹介をしましたが、
ある日、次男(5歳)が、 「お母さん、この問題がわからないから教えて」 といって、iPad をみせてきました。 その内容をみると、彼は3桁の繰り下がりのある引き算をしていて、私は驚きました。 というのも、つ …
今回は、同じく学校公式の英語リーディングアプリの紹介。
大抵の学校で共通だと思いますが、
私の子供達の通う小学校でも、読書には力を入れていて、
算数と同じくアプリを使って、子供達の読書への抵抗をできるだけ下げ、
子供達が楽しみながら英単語を覚えたり、読解の力をつけたりできるよう、工夫されています。
低学年と高学年とで使用するアプリが異なり、
- キンダーガーテンから3年生までは「RAZ kids」
- 4年生と5年生は「epic!」
というアプリを利用しています。
今日は、RAZ kidsについて紹介。
RAZ kids とは
RAZ kids とは、子供達に読書を楽しんでもらい、自然と単語力や読解力が身につくよう設定されたアプリの1つです。
私達は学校で提携しているので、学校のアカウントから入りますが、個人で購読することもできます(2021年現在、$118.00/year)。
Online guided reading program with interactive ebooks, downloadable books, and reading quizzes.
子供達の通う学校では、新しいクラスに進級すると、ほどなくクラスの担任の先生から、RAZ kids のアカウントをもらいます。
子供達は、自分たちのユーザー名とパスワードでアプリ内に入ります。
アプリに入ると、読書の部屋と、アバターの設定などを楽しむ部屋があります。
読書の部屋
読書の部屋では、子供達のレベル別に本が紹介されていて、
子供達は好きな本を選んで、2種類の方法で読むことできます。
- 音声で読み聞かせ(リスニング)
- 自分で読む(リーディング)
レベルは、A-Zに分かれていて、それぞれの年齢と対応しているので、子供達の各年齢ではどのあたりのレベルにいるべきかわかるようになっています。
音声での読み聞かせ(リスニング)
まだ低学年など、文章を読むのが大変だったり、読み方のわからない単語がたくさんあるような子供でも楽しめるように、全て読み聞かせの機能がついています。
大人の声で読んでもらえるのですが、読んでいる場所の単語がハイライトされていくので、子供達はお話を聞きながら、スペルと読み方を同時に覚える事ができます。
自分で読む(リーディング)
自分で読む場合には、黙読しても良いのですが、マイク機能を使って、音読し、先生がレベルを把握できるようになっています。
音読すると、ポイントがもらえるので、私の子供達も時々自分の声を録音しています。
また、本の中に登場する全ての単語は、タップすると説明が浮かび上がり、読み方も教えてもらえるようになっています。
わからない単語はすぐに調べられるようになっているので、子供達も抵抗なく読むことが出来ます。
クイズ
リスニングとリーディングが終わると、その本の内容についてのクイズが出されます。
クイズに全問正解すると、ポイントがもらえるので、子供達は真剣です。
また、答えがわからない場合は、右上のアイコンから関連ページを調べる事ができるので、読み返しながらクイズを受けることができます。
お楽しみの部屋
お楽しみの部屋では、自分で設計したアバターが遊べる部屋になっていて、
子供達は、ゲットしたポイントを使って、アバターをアレンジしたり、部屋の装飾を追加したりすることができます。
ポイントは、
- 本の音読をレコーディングした時
- リスニングを終えた時
- クイズを全問正解した時
等、さまざまな場面でもらえることができ、子供のモチベーションを維持しています。
英語教材アプリとしてのRAZ kids
アメリカの子供達も、英語は喋れても読み書きは学校で勉強しないとうまくならないので、皆、私達と同じように勉強しています。
最初のレベルは本当に簡単な単語から始まって、レベルに合わせて本の内容も上がってくるので、
日本の子供達にとってもいい英語学習アプリだと思います。
また、英語学習を始めたばかりの大人の人達にもオススメです。