TMEM106Bのコア蛋白の蓄積がTDP-43の病態に関与 公開日:2024年3月5日 Original Article TMEM106Bは、TDP-43陽性封入体を伴う前頭側頭葉変性症(frontotemporal lobar denegeration with TDP-43 immunoreactive inclusions, FTLD […] 続きを読む
TMEM106B凝集体はLATE症例にも多く存在していた 更新日:2023年6月16日 公開日:2023年6月15日 Original Article TMEM106Bは、後期エンドソーム/リソソームの膜タンパクで、TDP-43プロテイノパチーのリスク多型となる遺伝子の一つでもあり [1]、以前から注目されていました。 特に昨年、FTLD-TDPや、普通のAging脳内 […] 続きを読む
神経変性疾患の新たなキープレイヤー!?③:FTLD-TDPにみられるアミロイドフィブリルはTDP-43じゃなくてTMEM106B!? 更新日:2023年5月11日 公開日:2022年4月10日 Original Article TMEM106B凝集体のcryo-EM解析第3段。 前回までのおさらいですが、最近、TMEM106B凝集体に関する論文がCellに1報、Natureに2報掲載されました。 Cellの論文は、アメリカ・コロンビア大学のDr […] 続きを読む
神経変性疾患の新たなキープレイヤー!?②:TMEM106Bの凝集体は神経疾患の他、健常高齢者脳内でも観察される 更新日:2022年4月7日 公開日:2022年4月6日 Original Article 前回 [1] に引き続き、 TMEM106Bに関する論文。 今回は、Nature誌に掲載された、イギリス・MRC研究所のDr. Goedert、Dr. Scheresらの研究グループからで、色々な神経変性疾患の他、健常高 […] 続きを読む
神経変性疾患の新たなキープレイヤー!?①:TMEM106Bの凝集体が色々な変性疾患で観察される 更新日:2022年4月4日 公開日:2022年4月2日 Original Article 先日、TMEM106Bに関する驚きの論文がCellに1報、Natureに2報掲載されました。 Cellの論文は、アメリカ・コロンビア大学のDr.Fitzpatric、カナダ・英コロンビア大学のDr.Mackenzieらの […] 続きを読む
もっと大規模な、ADのGWAS解析 更新日:2022年3月3日 公開日:2021年10月4日 Original Article アルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) の90%は孤発性で、リスク遺伝子多型に関しては今までにも何度かゲノムワイド関連解析 (genome-wide association study, G […] 続きを読む
Tmem106bの完全欠損はFTLD-GRNマウスのフェノタイプを増悪させる 更新日:2022年3月30日 公開日:2020年11月4日 Original Article 今回は、前頭側頭葉変性症(Frontotemporal lobar degeneration, FTLD)の約半数を占める 「TDP43凝集体を伴うFTLD(FTLD-TDP)」 …に深く関与する、 Progranuli […] 続きを読む
TMEM106BはPDとFTLDの認知機能低下のリスク因子 更新日:2022年3月30日 公開日:2019年7月23日 Original Article 以前は全く別の疾患と考えられていたものが、共通のリスク因子や病理を持つことが多いという認識が広まり、神経変性疾患の枠組みも大きく変わってきていると感じます。 今回の論文は、frontotemporal lobar deg […] 続きを読む