The joker

「春休みだから、どこかに遊びにいけるんでしょう!?」

という長女の言葉を受けて、週末に休みをとり、ニュージャージー州の Six Flags というアミューズメントパークに遊びに行きました。

six-flags

大型のアトラクションのあるパークとサファリパークが併設していて、ペンシルバニア州からもたくさんの人達が訪れています。

私達は、最初にサファリパークを車で回って楽しんだ後、子供達お目当てのアトラクションまで向かいました。

 

子供達「あれに乗りたい!」

子供達と最初に向かった先は、「Joker」という絶叫系アトラクション。

joker

座席が自由に回転するように作られており、コースターの動きにともなって席がグルングルンと回転しながら進みます。

 

入り口に向かうと、係の人から

係員「バッグや携帯など、持ち物は一切持って入らないように。そこのロッカーに全部入れるんだ。」

と指示があり、私達は荷物をロッカーに入れて再び並びました。

「全部ロッカーに入れてきましたよ。」

と伝えましたが、係員は、

係員「本当?ポケットの中にも何も入ってない?」

と、念入りに身体チェック。

 

―― ずいぶん念入りにチェックされるな。これが普通なのかな?

と若干不思議に思いましたが、

「 あー、あのコースターぐるぐる回るから、持ち物がポケットから落ちないように厳重に注意しているのか。」

と、納得。

 

「とゆーことは……もしかして、その眼鏡もロッカーに入れておいた方がいいんじゃない?乗っている間に落ちちゃうんじゃない?」

私は夫の眼鏡を指して言いました。

けれども彼は、

「まあ、大丈夫だよ。手で抑えておくし。」

と一蹴。

私も、

―― まあ、手で抑えておくんだったら大丈夫か。

と、それ以上は言いませんでした。

 

 

その後、みんなで列に並んでいましたが、次男(6歳)が身長制限に引っかかったので、夫と長男(11歳)、長女(9歳)のみ先に進み、私は次男と外から見守りました。

 

彼らの乗ったコースターが少しずつ上昇し、頂上までくると、みんなの絶叫とともに一気に滑り降ります。

 

次男「すごかったねー。みんな大丈夫だったかな。」

次男と一緒に3人の姿を確認しましたが、出口から出てきた夫の顔に違和感。

「眼鏡がない……」

 

話を聞くと、最初のスピンでものすごいGがかかり、眼鏡を手で押さえるどころではなかったとのこと。

「あの眼鏡、1個しか持ってないのに。」

やっぱりロッカーに入れておけばよかった……と後悔しても後の祭り。

 

 

その後、ド近眼の夫は裸眼のままその他のアトラクションを回りました。

期待薄でしたが、一応 lost and found に登録してその日は帰宅し、眼鏡がないと仕事ができないので、翌日メガネ屋さんに新しい眼鏡を作りにいきました。

 

Six Flags のチケットを買う時は、「できるだけ安く抑えよう」と、あれこれ工夫して買ったのですが……新しい眼鏡を買ったおかげで、結局、倍以上のコストがかかりましたとさ☆

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