プレゼンテーション

ここのラボではとにかくミーティングが多く(Tau/Synuclein cell meeting, Tau/Synuclein animal meeting, TDP-43 meeting, human pathology meeting, drug discovery meeting....)、1-2週間に一度は自分の進捗状況を報告しなければなりません。

先日は、十分な準備時間がなく、発表中に頭が真っ白になって、全然ダメダメなプレゼンテーションになってしまいました。

By failing to prepare, you are preparing to fail.
―Benjamin Franklin (1705 – 1790)
準備しそびれることで、あなたは失敗する準備をしている。

ポスドク部屋に戻ると、私の数カ月後に入ってきた若いポスドク(8歳年下の女性)がいたので、

「今日のプレゼンはダメダメだったよー (TOT)」

と泣きつきました。

彼女は、

「落ち着いて。それは研究内容がダメっていわれたの?それともプレゼンテーションがだめだったの?」

と聞いてきました。

 

「プレゼンテーション。」

と答えると、

「なら大丈夫。研究内容がダメだったら致命的だけど、プレゼンは練習すればいいじゃない。表面上の事だから修正可能。」

と……なんと力強い言葉。

 

学位とりたてでもこんなにしっかりとした考え方と発言ができるんだなー、凄いなーと思いながら、

「あなたは全然年下に見えないね。」

と言うと、

「あなたも20代前半にしか見えない。ははは。」

と言われました。

 

……本人は若く見えると褒めたつもりのようですが……このシチュエーションでこの言葉は、痛い…orz。

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