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毎年夏になると、町内の至る所で、手作り感満載のお祭りが催されます。

「地蔵盆」と言われるこのお祭りは、この地域に伝わる風習で、近所のお地蔵さんを祀って遊ぶ、子供のためのイベントです。

今年は隣の町内会と合同で

「今年の地蔵盆は隣の町内会と合同で行うことになりました。」

数ヶ月前、今年の主催担当からアナウンスがありました。

町内会役員も務めてくれているそのご家庭は、隣の町内会の人たちとも交流があり、「どうせなら2町内合同にしてより大規模なお祭りにしよう」という事になったそう。

 

子どもの数も増えて、賑やかになりそう!

前夜祭

これまで地蔵盆は日曜日のみ開催されていましたが、今年はなんと前日の土曜日に花火大会も行われるとのこと。

 

残念ながら私は仕事で参加できず、子どもたちのみで参加しました。

「楽しかったー!知らない子達もいっぱい来てたよ!」

 

⋯⋯彼らは、普段交流のない隣町のお友達と、楽しく交流できたようです。

地蔵盆当日

地蔵盆当日は、朝から大忙し。町内総出で会場設営を行い、お地蔵様をお迎えしました。

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今年は、事前に警察署に申告し、会場前の道路を一日封鎖しての開催⋯⋯気合が入っています。

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道路を封鎖したことで、これまで駐車場の入口に設置していたプールを道路の真ん中まで出し、更に大きなテントと2つのプールが追加されました。

子どもたちは早速プールに入り、水鉄砲で打ち合いをしています。

 

時間が来ると、お坊さんがやってきて、「数珠回し」を行いました。

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その後、お坊さんから子どもたちに絵本と説教があり、皆一生懸命聞いていました。

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数珠回しが終わると、遊びのイベントづくし。

隣の町内に移動してかき氷やくじ引き、その後こちらの町内に移動して別の縁日、皆でお昼をとったら、町内対抗モルック⋯⋯大人たちもビールを片手に真剣に棒を投げていました。

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貴重なイベントだと思う

対人関係が希薄になりつつある昨今で、このように地域の人々で作っていくイベントはとても貴重だと感じます。

このように「地域の人々皆で子どもたちを育てていこう」という雰囲気を作る事で、お互いに声もかけやすくなり、子どもたちを犯罪や事故から守りやすくなるように思うのです。

 



 

地蔵盆のすべてのイベントが終了し、後片付けが終わると、今回の主催者の方からの挨拶がありました。

挨拶の最後の方は、ちょっと感極まったように、少し言葉に詰まっていました。

ここまで準備するのに、きっと色々と大変なこともあったのでしょう。

⋯⋯お疲れ様でした。

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