先日、長男の中学校の文化祭に家族で参加してきました。
彼の通う学校は中高一貫校。高校の先輩達が気合いを入れてオーガナイズしています。
昨年まではコロナで自粛ムードだった文化祭も、今年は全面的に解禁となったよう。
……楽しみです。
気合の入った文化祭
正門から入ると、早速高校生の受付係がパンフレットを渡して案内してくれました。
BGMは、校庭で学生のお姉さんが歌っている、あみょんの「愛の花」。
……ワクワクします。
長男の学年は、合唱コンクール
長男達の中学1年生のクラスは、合唱コンクールでした。
全部で6クラスあり、各クラス15分くらいの持ち時間で、課題曲と自由曲を歌います。
私達は、後ろの方の席に座りました。
「あ、長男くん見つけた!」
私の隣で、次男が嬉しそうに声を上げます。
クラスのみんなは、この日のために数カ月間練習してきたそう。
「私も中学校の文化祭で、合唱コンクールがあったなー。」
私は、自分の中学時代を思い出しながら、彼らの合唱を聴きました。
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合唱コンクールは、私にとって、中学のちょっと苦い思い出の一つ。
張り切って練習しようとする数名と、明らかに嫌そうな、男子を中心としたグループ。
バラバラのクラスをどうやってまとめるか、指揮者の人は大きなストレスを抱えていました。
毎回、練習時間には不穏な空気が流れ……
結局最後まで、「一時はどうなることかと思ったけど、みんなで頑張ってよかったね!」とゆーような、青春ドラマの1シーンのような感じにはなりませんでした。
……きっと、ここで歌っている各々のクラスでも、色々な出来事があったことでしょう。
文化部のブースへ
長男達のクラスも頑張ってはいましたが、結局入賞はできませんでした。
「残念だったねー。気を取り直して、文化部のブースに遊びに行こうか!」
私達は、体育館を出て、教室エリアの文化部ブースに足を運びました。
電物部
最初に入ったのは「電気物理研究部」、略して「電物部」。
入り口に入るとすぐに高校生のお兄さんが話しかけてきました。
「ようこそ、電物部へ!いろんな面白い事があるよ!」
そして彼は、ブースの一つ一つを、面白おかしく紹介してくれました。
- 3Dプリンターで再現したマインクラフトの世界
- 実際に構想計画中の「宇宙エレベータ」の模型を制作
- テスラ・コイルの演奏
- アマチュア無線の活動 etc.
いずれも、高校生とは思えない、クオリティの高さ!
特に「宇宙エレベーター」を紹介してくれた時は、一人ひとりにクイズを出して全員参加型のプレゼンに持っていく等、大人顔負けのプレゼンを披露してくれました。
……素晴らしい!
生物部
次に訪れたのは、「生物部」。
教室の中に、たくさんの生物が飼われていました。
- イグアナ
- 巨大ムカデ
- 巨大グモ
- 蚕
- 魚色々
- カブトムシ色々
- クワガタ色々 etc.
どれも、普段から生物部の教室で飼育されているそう。
毒を持たないほとんどの生き物には、部員の監視のもとで触ることができます。
……次男は、わーきゃー言いながら、色々な生き物に触らせてもらいました。
しばらくすると……
「えー、ゴキブリー、ゴキブリー、南米に住むゴキブリですよー。触りたい人はいませんかー?」
と、駅弁の販売道具のような箱を首からぶら下げて、部員の一人が白っぽいゴキブリを持ってきました。
……日本のゴキブリとだいぶ見た目が違うとはいえ……私はちょっと触れませんでした。
文化祭、満喫!
あまり時間がなくて、全てを回ることはできませんでしたが、私達は、中高一貫校の文化祭のクオリティの高さを実感。
「また来年も来ようね!」
長女、次男も大満足だったようで、学校の話に花を咲かせながら、私達は会場を後にしました。