映画上映会

先日、長女(6歳)の通う、キンダーガーテンの先生から映画観賞会の招待状が届きました。

 


数カ月かけて少しずつ読んできた ”ねずみの騎士デスペローの物語” を、とうとう読み終わりました。

これを記念して、今度、キンダーガーテンのクラスでデスペロー物語の映画観賞会を行います。

みんなパジャマ姿etc.ラフな服装で観に来てください。

勿論、兄弟・家族みんな大歓迎です。

 

長女に尋ねると、先生は毎日1チャプターずつ、ねずみの騎士デスペローの物語を読んでくれていたとの事。

ねずみの騎士デスペローの物語
Amazonより

午後6時からの参加という事で、ベーグルや果物などをカバンに詰めて、家族で映画観賞会に参加しました。

 

いつものキンダーガーテンクラスにつくと、クラス全体の飾りつけが増えていて、大きなポップコーンの入れ物、ドーナツなど、そこらへんの映画館顔負けの用意が施されていました。

子供達は、前の方に用意されているブランケットや寝袋に潜り込みながら、いつもと違うクラスの雰囲気に興奮していました。

 

少し後ろの席にみんなで座り、しばらく待っていると、キンダーガーテンの先生の挨拶が始まり、子供達に「最後まで本を読み終えてすごいね!」と語りかけていました。

そして、先生のPCに接続されたプロジェクターから、スクリーンに絵が映し出され、ねずみの騎士デスペローの物語が始まりました。

映画上映中

人の内側にある綺麗な感情、汚い感情などを様々な登場人物の視点から描くこのお話は、

「6歳の子供達には少し難しい内容だったかな?」

と思いましたが、

「それぞれの登場人物の気持ちを考え、何かを感じてほしい。人に対する優しい気持ちを持ち続けてほしい。」

という、先生の願いが込められているように感じました。

 

ちなみに、このクラスのスローガンは、

”Be kind”

です。(”Be kind" Tシャツも持っています。)

 

映画が終わる頃には、いつもの就寝時間が迫ってきており、うちの子供達はもう眠る態勢に入っていました。

「家に着くまで頑張ろうね。」と焦りながら、3人を車に乗せ、自宅に帰って急いで寝る準備をして就寝しました。

 

それにしても、会場のセットアップや食べ物の準備など、いつもながら献身的な先生だなーと思いました。

鑑賞会終了後は、カーペットに大量のポップコーン達が散らばっていたのですが、親たちが片付けを申し出ても、「Don’t worry!」と笑顔で断っていました。

 

帰りの車の中で、子供達に

「映画、どうだった?」

と聞くと、

「うーん、最後眠かった。」

との事……何かを感じてくれたでしょうか……?

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