アメリカの大統領選挙で、バイデン氏の当選が確実となりました。
テレビはずっとこのレースを放映し、
職場でも 「今どっちが勝ってる?」という話でもちきり。
一時期は 「トランプ氏が勝ちそう」という空気になっており、
バイデン派の友達は悲鳴を上げていました。
ペンシルベニア州も、一時期はトランプ氏が10%近く引き離していましたが、
郵便での事前投票でバイデン氏巻き返しました。
COVID19を気にする人達は事前に郵便で投票し(私の友達はほぼこっち)、
そこまで気にしない人達は当日投票所に並ぶ、
といった構図だったので、
開票当初はトランプ氏優勢、
後に郵便投票の結果が加わってきてバイデン氏が逆転、
という結果になったようです。
昨夜は、バイデン氏とハリス女史の演説が行われ、
会場には多くの人々が駆けつけてケミカルライトを振っていました。
私の家の周りでも、
時折、 「わーっ」という歓声があがり、
みんなで演説を聞いて盛り上がっているようでした。
このように、
新大統領が決まってお祭り騒ぎになったり、
逆に反対の人達が投票用紙の数え直しを求めるデモを求めたり、
といった盛り上がりは、
「日本の首相就任時には見られない光景だなー」
と思います。
やっぱり
「国の代表を自分たちで決める」
という事が、
国民の意識をここまで高めてくれるのかもしれません。
また、個人的には、
「トランプ氏の熱狂的な支持者は多い。」
という印象が強く残りました。
今までの私の中では、
「地球温暖化はない」
とか
「コロナはクロロキンで治る」
とかいった爆弾発言が目立っていましたが、
経済や移民問題など、
アメリカ人の多くが抱える悩みに第一に向き合い、
人々の心を掴んでいるように感じました。
しかしながら、今回、支持の過半数を獲得したのは、
バイデン氏。
今後のパリ協定再加入やCOVID19対策に期待したいです。
また、女性、有色人種、若い、高いスピーチ力…
といった多くのカードをもつハリス副大統領候補にも注目が集まっているよう。
彼女はかなり左寄りということもあり、
私の友達の中には苦手という人もいるのですが…どんな政権になるのか、見守りたいと思います。