毎年2月2日はGroundhog Dayです。
冬至と春分の間のこの時期に、Groundhogが巣穴から顔を出し、
- 自分の影を見ると巣穴に籠ってしまって、後6週間は冬が続く
- 自分の影を見なければ後の6週間は春が訪れる
とされています。
ペンシルバニア州のPunxsutawneyという所では大きなイベントがあり、毎年たくさんの人達が集まってGroundhogの動きを見守ります。
同僚はその祭典に出向いた事があるそうですが、祭典は日の出前から始まるので、午前3時に家を出たそうです。
私達はそこまではできないので、テレビのライブ中継を観ました。
会場には雪が降っていて、見学者達はフードで頭を覆いながら立ち見していました。(大変そう……)
ステージ上では、正装したおじさん達の見守る中、GroundhogのPhil君が切り株の上できょとんとした顔をしています。
しばらくして、Phil君の目の前に置かれていた小さな巻物を、代表者が読み上げました。
(ここにPhil君のお告げが書いてあるそうですが、これはPhil君がGroundhog語で会のみんなに伝えた言葉だそうです。)
お告げによると……
"今年は自分の影を見ず、早い春が訪れる" との事。
しとしと雪が降る中、みんな歓声を上げていました。
寒がりの私としては、春の到来は嬉しいお告げです。
Phil君(と会場の皆)、ありがとうございました。