ある日のこと、連日で講演用のスライドを作っていた私は、目が疲れてきていました。
「もうだめかも。。。ちょっと休憩したい。。。」
リビングに行ってビーズクッションの上にバタンと倒れると、次男がやってきました。
「お母さん、休憩して!!」
彼は、マッサージクッションを持ってきてその上に寝るように指示すると、大きなブランケットを持ってきて足の先までかぶせてくれました。
次男「他に要るものは?」
私「……アイマスク。」
次男「わかった!」
近くにアイマスクを見つけられなかった彼は、ハンドタオルを持ってきて目の上に被せてくれました。
「これでOK。あとは……よいしょっと。次男くんぬいぐるみー。」
彼は、私の横にゴロンと横になり、抱き枕となって腕の間に潜り込みました。
私が腕を回して抱っこすると、その抱き枕は「きゅぅ」とイルカのような声を上げました。
そして私は、抱き枕と一緒に、浅い眠りにつきました。