先日、長男の中学初めての授業参観がありました。
教室は一日開放しており、好きな時間に見学に来ていいというスタイル。
前日まで
「見に来てほしいけど、僕、発表はできないと思うから、あんまり期待しないでね。」
と言っていた長男。
あまり見所はないかもしれませんが、とりあえず1限目の数学(幾何)と2限目の英語を参観することにしました。
一限目:幾何
学校に到着すると、既に一限目の幾何が始まっていました。
内容は、前日に宿題として出ていた問題の答え合わせ。
昨日彼は、
「全然わからないから教えて」
と言って、お父さんに解き方を教えてもらっていました。
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「これはちょっと難しかったと思うけど、誰かわかった人いるかな?」
そう言って先生は一人ひとりあてていきましたが、みんななかなか答えられません。
―― やっぱり中1には難しい内容だったんだな。まあ、昨日教えてもらった彼には、さすがに解き方を覚えていてもらいたい所だけど。
そう思いながら息子を見やると……
彼は
―― 僕わかる!僕にあてて!
と言わんばかりの顔で先生を見つめていました。
彼のアツい視線を受け取った先生は、息子を指名し、彼は得意顔で説明していました。
休み時間
一限目が終わった休憩時間。
長男の元に、パラパラと男子生徒達が集まってきました。
雰囲気的に、仲良しグループのよう。
数人が長男の元に並ぶと、彼は友達のネクタイを締め直していました。
―― ???
……ちらっと聞こえてくる会話から察するに、どうやら彼は「ネクタイが上手に結べる人」に認定されたようです。
入学式のときには全然上手に結べていませんでしたが、
先日、長男 (12歳) の中学の入学式がありました。 入学式の朝 「お母さん、僕のネクタイ、なんか変じゃない?」 入学式の朝、長男は初めて自分でネクタイをつけました。 春休みに何回か練習しましたが、やはりまだ一人では綺麗 …
彼はその後YouTubeでネクタイの結び方を検索し、何度も練習して上手に結べるようになっていました。
……練習の成果がこんな所で活きているようです。
二時限目:英語
休み時間が終わり、二時限目は英語……彼の得意科目です。
英語の先生は、みくじ棒のような物を持って教室の入ってきました。
どうやら棒の一つ一つに出席番号が書いてあり、ランダムに生徒をあてていく方針のよう。
今回、息子の出席番号は出てきませんでしたが、ここでも彼は質問がある度に(僕にあててくれないかなー)という感じの表情で先生を見つめていました。
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―― なんだかんだ、学校を楽しんでるみたいだな。
ギリギリ滑り込みで入学した中学で、彼がやっていけるかどうかちょっと心配していましたが、 授業も休み時間も、思っていた以上に楽しく過ごしているようで良かったなー、と思いました。