「『しりとり』しよう!」
人生の半分以上をアメリカで過ごしてきた次男(7歳)が、帰国してからしばらく楽しんでいたのが「しりとり遊び」です。
私もかなり小さい頃はよく遊んでいたとは思いますが、
「最後に『ん』のつく言葉を言ったら負け」
という、このシンプルなルール。
たいていの子ども達は最後に「ん」で終わる言葉を言う単純なミスをする事はなく、永遠に続くゲーム、という印象がありました。
ところが、次男の場合、この「ん」のつく言葉をつい口走ってしまうのです。
次男「トマト」
長女「トランプ」
次男「プ……プリン!」
長女「あー!『ん』で終わったから次男くんの負け!」
次男「あー、しまった!じゃあ、もう一回!」
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長女「ばら」
次男「ら、ら、ら……」
長女「あれがあるんじゃない?ほら、動物でがおーって roar する……」
次男「あ、わかった!らいおん!」
長女「ぶー!また次男くんの負け!」
ボキャブラリーが少ないからなのか、しりとり遊びのルールに慣れていないせいなのかはよくわかりませんが、
「こんなに簡単に『ん』で終わる言葉を言ってしまうもんなんかー。」
と、私はいつも新鮮な気持ちで眺めていました。
そんな次男も、最近はちょっとずつ「ん」で終わる言葉を避けられるようになってきました。
そうなると、「しりとりしよう!」と誘ってくる頻度もだんだん減ってきましました。
……次のステップに進んだって事かな?