バレンタインデーが近づいていたある日、長女(9歳)が耳元で囁いてきました。
長女「今年のバレンタインデーは何か特別なものを作ってあげたいの。私とミーティングをしてくれる?」
私はわくわくして聞きました
私「誰に上げるの?」
長女「お父さんと長男くんと次男くん。」
私「……あ、そっか。」
好きな子にでもあげるのかと思いきや、いつも通り家族の男3人にあげるバレンタインプレゼントを企画するようです。
そして、女2人のミーティングがスタート。
長女「チョコレートとかカップケーキとかはみんなが作ってるから……。」
そう言って、彼女はネットサーフィンを始めました。
長女「あ、マカロンはどう?作った事ないから!」
とゆーことで、今年のバレンタインプレゼントはマカロンに決定。
Amazon.com で材料を揃え、YouTubeを検索して、ピンクのハート型のマカロン作りに挑戦することにしました。
バレンタインデー当日の朝、長女は張り切ってテーブルに材料を並べ始めました。
その横では、長男(11歳)がダイニングのテーブルでオンラインゲーム中。
長女「ちょっと長男くん、今から長男くんにあげるバレンタインデープレゼント作るからどいてくれる?」
長男「なんで僕がどかなくちゃいけないの?」
長女「だって長男くんにあげるプレゼントを作るんだよ。」
長男「ありがとう。でもそれは僕がどかなくちゃいけない理由にはならないよ。」
……とゆーやりとりを交わし、長男がオンラインゲームで奇声を上げている横で、長女は長男に上げるマカロン作りを始めました。
途中から次男も参戦し、砂糖と小麦粉を間違えそうになったり、電動泡だて器が暴走したりしながら、なんとかハート型マカロンが出来上がりました。
長女「できた!」
ちょっと焼き時間が長くなって、茶系のピンクになってしまいましたが、初めてのマカロン作りはなんとか成功しました。
できたてマカロンを最初にプレゼントしたのはお兄ちゃんです。
長女「どう?美味しい?」
長男「……うーん、甘い。」
とかなんとか言いながら、彼はすぐに3つのマカロンを食べてしまいました。
……よかったね♪