ノーザンドラゴン

長男 (10歳) は、小さい頃から折り紙が好きで、たくさん折ってきたのですが、

マインクラフトと出会ってから、全く折らなくなっていました。

 

彼の折り紙作品が好きだった周囲の大人たちはちょっとがっかり。

「もう折り紙を折ることはないのかな……。」

と思っていました。

 

そんなある日、私達は長女(8歳)や次男(5歳)と同い年の兄妹がいる友だちの家に遊びにいきました。

長男も一緒だったのですが、同世代の子がいないので、ちょっと退屈そう……テーブルの上に置いてあったプリント用紙で、以前よく作っていたノーザンドラゴンを折り始めました。

すると、出来上がった作品をみて、その家のお父さんがびっくり。

「すごい!これ、君が折ったの?本も何も見ずに?信じられない!」

と、かなり大げさに褒めてくれました(アメリカ人は本当に褒め上手だと思います)。

ノーザンドラゴン

 

何気なく折った折り紙をここまで褒めてもらえるとは思わなかったのでしょう。

彼は家に帰ると、

「また折り紙折ってみようかな。」

と、色々折り始めました。

作品1 作品2

 

その後もちょくちょく折っては、

「これ写真に撮ってくれる?」

と、依頼してくるようになりました。

日本の親戚たちと共有している「みてね」にアップロードすると、

おばあちゃんやおじいちゃん達からも

「久しぶりにみれて嬉しい!」

とたくさんコメントをもらいました。

 

何がきっかけでその気になってくれるのか、わからないものです。

彼の折り紙ファンの一人としては、

「このまま、また以前のように作品を作ってくれたらいいなー。」

と思いました。

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