昨年は、日本からアメリカへ大きな異動があり、私にとって大きな変化がたくさんありました。
「子連れでの海外異動は大変。」
とは聞いていましたが、
「今までも色々大変と言われて何とかやってきたし、
今回も何とかなるだろう。」
と、ちょっと楽観的に考えていたように思います。
仕事面から考えると、できるだけ若いうちに留学した方が、得られるものが大きいように感じました。
理由としては以下のようなものです。
- 自由に使える時間が多い事
- 自分の持っている知識や経験が少ないため、異動先の方針等を受け入れやすい事
- 研究者としての残り時間を気にする必要が少ないため、新しい事にも挑戦しやすい事
若い人達の中で留学を考えている人がいたら、是非、なるべく早く、新しい環境に飛び込んでほしいと思います。
けれども、私は私の時間を戻す事はできません。
今、私に与えられた一つ一つの環境を、最大限に生かして進んでいきたいと思います。
Today is the first day of the rest of your life.
― Charles Dederich (1913-1997)
今日という日は、残りの人生の最初の一日。
子供達にとっては、8歳、5歳、3歳という時期に海外生活を送り、英語や異国の文化に触れることは、彼らにとってプラスになると思ってやってきました。
長年住み慣れた土地を離れ、たくさん辛い思いをさせてしまいましたが、後から振り返ったときに「いい経験ができた」と思ってくれれば……と、祈る毎日です。
To love life is to love time. Time is the stuff life is made of.
― Benjamin Franklin (1706-1790)
人生を愛するとは時間を愛すること。人生は時間からなりたっている。
今年もよろしくお願いします。
2019年1月