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VS Code Ver.1.48 でリリースされた、公式の設定同期機能「Settings Sync」が凄く使いやすいと思ったので、書き留めておきます。

VS Code 「Settings Sync」で必要なもの

  • 端末
  • VS Code
  • GitHub か Microsoft のアカウント
  • 以上。

同期が可能なもの

2021年6月の時点で同期可能なものは、

  • 設定
  • キーボードショートカット
  • ユーザースニペット
  • 拡張機能
  • UIの状態

基本的に、同期元も同期先も設定方法は同じ。

同期元のPCの設定

1. 左下の歯車マークをクリックし、「Sign in to Sync Settings (設定の同期をオンにする)」を選択。

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2. ローカルのユーザースニペットをリモートのものと置換して良いか聞かれた場合は「Accept Remote」を選択。

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3. 同期したい項目を選択し(基本全部でいいと思う。)、右上の「Sign in & Turn on」をクリック。

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4. Microsoft or GitHub のどちらかのアカウントで sign in する(今回は GitHub で)。

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※ リダイレクトがうまくいかない場合は、

 (1). GitHub で表示されていた「authorization token」をコピー。

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 (2). VS Code に移り、画面下の「Status Bar」に表示されている「Setting in to github.com...」の部分をクリック。

 (3). コピーした token をペーストし、エンターを押す。

5. VS Code が GitHub にアクセスしてもよいか聞かれたら、「Continue → Authorize gitHub」承認する。

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6. VS Code の起動を確認してくるので開く。

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7. これで同期元の設定終了。

同期先のPCの設定

1-6 の方法を同期先の PC でも繰り返す。

もし、同期元と同期先で違う内容の設定があれば、

  • マージするか
  • ローカルを置換するか
  • 手動でマージするか
  • キャンセルするか

きかれる。

「マージ」を選択してもいいけど、私は同期元のPCがメインと決めていので、「ローカルを置換」を選択。

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完了。

もし、スニペットなどの内容が競合している場合は、notification がでる。

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選択すると、競合している箇所が現れるので、どちらを残したいか選択する。

私の場合は、リモートの内容の方が新しいので、「Accept Remote」を選択。

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同期元のスニペットに置換された。



これは便利♪

References