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ペリサイト

神経は細動脈の血管平滑筋にシナプス様の突起を伸ばして、Neurovascular Couplingを形成していた

脳の神経活動と脳血流は密接に連動しています。 神経活動が高まれば、その分多くの酸素を消費する必要があり [1]、その酸素を供給するため、神経活動の高い部分により多くの血流が流れます。 この現象を Neurovascular Coupling(NVC)と呼びますが [2]、そのメカニズムについて、これまでも色々と調べられてきました。   今回、中国西湖(Westlake)大学のDr. Ji […]

APOE4は進行期ADでCypAを介して血管障害を起こすが、そのメカニズムはAβ非依存的

APOE4は、孤発性アルツハイマー病 (Alzheimer’s disease, AD) の最大のリスク多型ですが、 動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクも高く、血液脳関門(blood-brain barrier, BBB)など、血管障害のメカニズムについても研究が進んでいます。   アメリカ・カリフォルニア大学の Dr. Zlokovic らの研究グループは、以前、 […]

ペリサイト同士のナノチューブが見えた!

細胞間同士のナノチューブの存在は、in vitroやex vivoの実験で以前から指摘されていましたが、 今回、カナダ・モンテリオール大学のAlarcon-Martinezらの研究グループは、 マウスの網膜と脳内でペリサイト同士のナノチューブを初めて可視化しました。 ペリサイト同士のナノチューブが見えた! 著者らは、まずペリサイトを蛍光標識したマウス(NG2-DsRed)の網膜内で、 ペリサイト同 […]

BBBは血漿蛋白を結構通していた?

”血液脳関門(blood-brain barrier, BBB)”。 高い選択性を持ち、 このバリア機能の為、 血中の多くのタンパクは脳内に移行しない、 と考えられています。   年をとると、このBBBが破綻し、 認知機能障害と相関する、という研究結果が今まで報告されていました1, 2。 今回、アメリカ・スタンフォード大学のWyss-Corayらの研究グループは、 若齢/老齢マウスを使っ […]

毛細血管を作ってCAAを再現

私が研究を始めた頃は、ある疾患からiPS細胞を樹立したり、別の細胞に分化させたりするだけで3大誌に載っていましたが、 今では手軽に購入できるようになり、遺伝子編集も簡単…… そして今回は、 iPS細胞から分化させた内皮細胞、ペリサイト、アストロサイトの3D培養で毛細血管が作れた、 とのこと[1]。 毛細血管を作ってCAAを再現 アメリカ・マサチューセッツ大学(MIT)のTsaiらの研究グループは、 […]

APOE4はそれだけで血管障害と認知機能低下のリスク

アポリポプロテインE4(Apolipoprotein E4, APOE4)は、アルツハイマー病(Alzheimer’s disease, AD)の最も強力なリスク因子として知られています。 アミロイドβ(Amyloid beta, Aβ)の産生やタウ病理の増悪因子として有名ですが、血管障害のリスク因子としても多方面から注目されており、多くの報告があります。   アメリカ・南カ […]

脳血流と脳血管抵抗を調節する括約筋

脳血流(Cerebral blood flow: CBF)は神経活動によって巧みに変化し、Neurovascular couplingと呼ばれる。 デンマーク・コペンハーゲン大学のGrubb、Lauritzenらのグループは、penetrating arteriolesとcapillariesの接合部に存在するprecapillary sphincters(前毛細血管括約筋)が、毛細血管血流量を調 […]

Aβが脳内血管を収縮させる

アルツハイマー病(Alzheimer’s disease: AD)では、脳血流量(cerebral blood flood: CBF)が低下している。そのメカニズムはどうなっているのか。 英ロンドン大学のNortley, Attwellらは、毛細血管の径を調整するペリサイトに何等かの障害が起こっている可能性を考え、ヒトやげっ歯類の脳組織でペリサイトの動態を調べた。 Aβが脳内血管を収縮 […]