シナプスの記憶コードの可視化—ショウジョウバエモデル 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年4月18日 Original Article シナプスの記憶コードの可視化—ショウジョウバエモデル 動物達は、感覚刺激を受けて、常にポジティブ/ネガティブな状況予測をしている。 感覚の合図は、該当するニューロンでエンコードされており、シナプス可塑性をモニターするはず […] 続きを読む
ストレスで記憶の使い方が下手になり、計画性が落ちる 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年4月16日 Original Article 先を見通し、予測し、柔軟に計画する事は、私達の生活にとってとても重要な能力である。 スタンフォード大学のWagnerらの研究グループは、加齢やストレス下の状態により、先をを見通し、柔軟に計画する機能が落ちる事を報告した。 […] 続きを読む
マウスにも表情がある模様 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年4月13日 Original Article 実験によく使用されているマウス達。 喜び、悲しみ、恐怖などの感情で、彼らは表情を変えているのだろうか。 ドイツにあるMax Planck Institute of NeurobiologyのGogollaらの研究グループ […] 続きを読む
歯状回苔状細胞のシナプス障害/記憶障害にmiR-128のSTIM2抑制が関与する 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年4月7日 Original Article 中国华中科技大学(Huazhong University of Science and Technology)のLuらのグループは、以前、歯状回にある苔状細胞(mossy cells, MCs)は、記憶の正確性に関与する […] 続きを読む
遺伝子による脳の構造の違い 更新日:2024年2月3日 公開日:2020年4月6日 Original Article 大脳皮質は、様々な情報を処理する。 magnetic resonance imaging (MRI) で解析される、ヒトの大脳皮質の表層や厚さは、神経学的、精神学的、行動学的な機能と相関する事が知られている。 けれども、 […] 続きを読む
脳マッピング:手の運動を司る領域は、体全体の運動の時も連動して活動している 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年4月5日 Original Article 脳の様々なエリアは連携して思考や運動など様々な活動をコントロールしている。 しかし、今までの機能的MRI(functional magnetic resonance imaging, fMRI)や脳波(electroen […] 続きを読む
大脳皮質にアストロサイトの層 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年3月30日 Original Article 大脳皮質には6層の興奮性神経細胞の層がある。 では、グリアの層は? 特に、アストロサイトは脳内の細胞の50%を占め、神経細胞の機能維持等、色々な役割を果たしている。 英ケンブリッジ大学のBayraktar, […] 続きを読む
認知の柔軟性を上げる遺伝子変異 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年3月29日 Original Article K+チャネル機能は脳機能を調節する。 National Institute of Child Health and Human DevelopmentのHoffmanらのグループは、peptidyl-prolyl cis […] 続きを読む
前脳基底部の変性が先、かも 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年3月25日 Original Article アルツハイマー病 (Alzheimer's disease, AD) 患者の神経イメージングや、ADモデル動物の解析では、ADによる神経変性は嗅内皮質から始まり、側頭頭頂葉皮質へと広がるとされる。 しかし、マイネルト基底 […] 続きを読む
ミクログリアが神経細胞を触診し…… 更新日:2022年3月3日 公開日:2020年1月31日 Original Article ミクログリアは、脳卒中、てんかん、精神疾患、神経変性疾患etc.、あらゆる病態において重要な役割を担っている。 ハンガリーのCserépら(Ádám Dénesのグループ)は、マウスやヒトの脳内で、ミクログリアが独特の動 […] 続きを読む
年を取ると脳が固くなり…… 更新日:2024年2月3日 公開日:2019年9月1日 Original Article 加齢により、脳内の幹細胞・前駆細胞達の機能が喪失していく事はよく知られている。 では、加齢における何の要素が原因となっているのだろうか? 英ケンブリッジ大学のSegel, Chalutらは、オリゴデンドロサイト前駆細胞( […] 続きを読む
ADの脳内では神経新生の数が減っている 更新日:2022年3月3日 公開日:2019年5月7日 Original Article 脳内の神経新生は、大人になってからは脳室下帯→嗅球や、海馬の歯状回など、一部の領域に限られる。 スペインのLorens-Martinらは、アルツハイマー病(Alzheimer's disease:AD)で最も障害される海 […] 続きを読む
CCR5を抑えると、脳梗塞や脳損傷後の機能回復が上がる 更新日:2022年5月30日 公開日:2019年3月17日 Original Article 脳卒中や外傷性脳損傷(Traumatic brain injury:TBI)後の運動機能や認知機能障害は、生活の質を大幅に低下させる。 脳卒中/TBI後の機能回復をいかに促進させるかは、重要な課題である。 近年、C-C […] 続きを読む