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Linuxについての覚書。

Linux とは

Linux とは、Windows や Mac OS と同じ Operating system (OS) の一種。

Windows や Mac OS などの OS は有料だけど、Linux は無料で公開・配布されているため、誰でも手軽に使える。

オープンソースで、誰でもフリーで使える。

スマホやTVなど、身の回りの機器の多くで使用されている。

Linux の利便性いろいろ

無料

Windows や Mac OS と違い、無料で公開・配布されている。

新しい OS を開発できる

無料で公開・配布されているので、Linux のベースを利用して、新たな OS を創る事もできる。

スマホの Android も Linux をベース Google が開発した OS の一つ。

自由にカスタマイズできる

有料 OS と違い、自由にソースコードを書き換える事ができる。

サーバを自由に構築できる

Linux は自由に改良できるオープンソースのため、必要な分だけサーバを構築できる。

無料のため、コストを大幅に押さえてサーバを立てられる。

IoT 技術に用いられる

Internet of Things (IoT) にも多く使われている。

例えば、デジタル家電をインターネットに接続して機械の調子を知らせたり、湿度や温度などの最適な環境を構築したり、危険を検知したり、観葉植物の状態をモニターしたり……。

古い低スペックの PC に入れてサクサク動かせる

他の OS に比べて低い性能の PC でも軽快に動作する。

古くて動作の遅い Windows PC に Linux をインストールして復活させる事も可能。

安全性が高い

無料だけど、ユーザー権限が厳しく管理されており、常に厳重なセキュリティ体制の元で最新版をリリースしている。

Linux の歴史

フィンランド出身、アメリカ在住プログラマー、Linus Benedict Torvalds さんが、1991年、フィンランドのヘルシンキ大学在学中にに開発。

Linus さんは Git も開発している天才。

元々自身のシステムとして MINIX OS を使っていたが、もっとユーザーが編集したりコードをシェアしたりしやすい OS を作りたいと考え、ほぼC言語を使って開発。

1994年、Linus さんは version 1.0 をリリース。

ほどなくして、Red Hat 社が最初の Linux distributions を作った。

Linux カーネル (kernel)

Linux は厳密に言うと、 OS ではなく、OS の中核部分である「カーネル」部分につけられた名前。

カーネルは重要な OS の一部だが、カーネルだけでは OS としての機能を賄えないため、他に様々な部品を組み合わせて OS として機能する事になる。

カーネルの主な機能

  • ファイルシステム管理
  • メモリ管理
  • 仮想記憶
  • プロセス管理
  • ネットワーク管理
  • デバイス管理

カーネルとユーザーとの橋渡し

カーネルは直接ユーザーが操作することができない。

その橋渡しをするのが、シェル (Character User Interface, CUI) になる。

でも、最近は X window System (Graphical User Interface, GUI) でも可能となった。

(CUIは、コマンドと呼ばれる文字列を入力することで操作するUI。GUI は画面に表示されているアイコンやボタンなどの絵や図形などをクリックやタップして操作する UI。)

Linux ディストリビューション (distributions)

カーネルに、シェル、コマンド、ライブラリ、ソフトウェアなどをセットにして配布されており、これを Linux ディストリビューションと呼ぶ。

Linux ディストリビューションは誰でも自由に開発・配布できるため、個人やグループ、企業など、様々な開発主体が、様々な機種・用途向けのものを提供している。

イメージとしては下記のような感じ。

  • 個人向けデスクトップ用途に適した Linux
    • Fedora (Red Hat 系)
    • Ubuntu (Debian系)
  • 企業向けサーバ用途に適した Linux
    • RHEL (Red Hat系)
    • CentOS (Red Hat系)
    • Debian Linux (Debian系)

RedHat系

RedHat社が開発する/したディストリビューション。

もともとRed Hat社は主に個人向けの無償版である Red Hat Linux (RHL) と、企業向けで有償・サポート付きの Red Hat Enterprise Linux (RHEL) の2つの製品を提供していた。

RHLは2003年に開発終了し、資産を有志の開発者コミュニティ「Fedora Project」が引き継いで「Fedora Core」として公開した。2007年のバージョン7で現在の名称である「Fedora」に改称された。

Fedoraで最新機能を実験的に導入し、安定稼働させて RHEL で商用提供する、という流れ。

Red Hat Enterprise Linux (RHEL)

米IBM社傘下 Red Hat 社が開発・提供している法人向けの商用 Linux ディストリビューション。

ソースコードは Red Hat 社サイトで公開されており、無償で入手・利用することができる。

バイナリ版の入手やサポート、サービスは有償 (サブスクリプション制)。

対象システムはx86-64で、サーバ向けとしてもデスクトップ向けとしても使用できる。

Fedora

オープンソース開発者らが設立した Fedora Project が提供している Linux ディストリビューション。

元々は、Red Hat Linux 社が開発した Red Hat Linux (RHL) を、上記理由から手放す事となり、 Fedora Project が開発・配布する「Fedora Core」に引き継がれた。

パッケージ管理に Red Hat Package Manager (RPM) 系の技術を用いる。

概ね半年ごとにバージョンアップし、常に最新技術を取り込んでいく。

Fedora で最新機能を実験的に導入し、安定稼働させたら商用提供として RHEL に取り込まれるという流れが多い。

CentOS

The CentOS Project が開発・配布している、フリーの Linux ディストリビューション。

Red Hat 社の RHEL の構成を完全再現することを目指している。

CentOS は、RHEL のうちオープンソースとして公開されているものを集めて再編集した互換ディストリビューション (RHELクローン) の一つ。

対象システムは x86-64 で、サーバ向けとしてもデスクトップ向けとしても使用できる。

パッケージ管理は RPM を採用し、Yum や DNF などのパッケージマネージャを使用できる。

ただ、CentOS Project の大幅な方針転換により、CentOS Linux 8 については2021年末でサポート終了。Cent Linux 7 についても2024年6月にサポート終了が予定されており、CentOS Linux 9 以降のリリースはない。

Debian系

Debian Linux から派生したディストリビューション。

世界中の有志が開発を進めており、完全無料をポリシーとして掲げている。

コミュニティが発達しており、情報も得られやすい。

個人や大学などの教育機関で利用されている事が多い。

※ Debian と Ubuntu の違いはこちらのサイトがわかりやすい。

Debian GNU/Linux

Debian Project が開発・配布している Linux ディストリビューション。

ソフトウェアパッケージ管理にdpkgという独自のツールを用い、.deb形式のファイルでパッケージの配布を行う。

現在では dpkg を用いてより高水準なパッケージ管理ができる Advanced Packaging Tool (APT) から利用する場合が多い。

Ubuntu Linux

英 Canonical 社が開発を主催する Divian 派生のフリーの Linux ディストリビューション。

使いやすさを重視しており、個人利用、デスクトップ用途として人気が高い。

(個人利用者が PC に導入してデスクトップ OS として用いる事が多い。)

半年に1回アップデートされる。

※ "Ubuntu" とは、南アフリカ共和国のズールー族などの言葉で「他者への思いやり」などを示す単語。Canonical 社創設者である同国出身の Mark Shuttleworth 氏が命名した。

他いろいろ

  • Raspberry Pi OS: Raspberry Pi向け
  • MX Linux: 軽量化され、高パフォーマンス
  • Linux Mint: 快適なデスクトップ環境

Slackware系

Linux ディストリビューションの中でも最古の Slackware Linux から派生したディストリビューション。

シンプルな作りを貫いており、自動化された部分も少なく、カスタマイズし易い反面、初心者には難しい。

Slackware, openSUSEなど。

References

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