例えば、下記のように、臨床診断 (Clinical Dx) が PD (Parkinson's disease), PDD (Parkinson's disease with Dementia), DLB (Dementia with Lewy Bodies) の患者さん20人のデータがあったとして、
Dementia with Lewy Bodies の患者さんの何人が病理診断(Neuropathogical Dx)で Lewy body disease の所見 をもっていたか調べたい場合。
- Clinical Dx は "Dementia with Lewy Bodies"
- Neuropathological Dx1, 2, 3 どれかに "Lewy body disease" の所見が入っていたらカウントする
COUNTIFSを組み合わせる
最初私は、COUNTIFSとOR関数を組み合わせたらうまくいくかと思っていたけど、これは引数が足りなくなって無理だった。
で、どうしたら良いかというと、COUNTIFSを「+」で繋げていく。
最初の COUNTIFS を指定
COUNTIFS の使い方は、
COUNTIFSで、
「B列 (Clinical Dx) は "Dementia with Lewy Bodies" かつ C列 (Neuropathologial Dx1) は "Lewy body disease"」
の個数を出す。
次の COUNTIFS を指定し、最初の COUNTIFS に「+」でつなげる
「+」で繋げ、もう一度COUNTIFSで、
「B列 (Clinical Dx) は "Dementia with Lewy Bodies" かつ D列 (Neuropathologial Dx1) は "Lewy body disease"」
の個数を出す。
さらに次の COUNTIFS を指定し、「+」でつなげる
「+」で繋げ、もう一度COUNTIFSで、
「B列 (Clinical Dx) は "Dementia with Lewy Bodies" かつ E列 (Neuropathologial Dx1) は "Lewy body disease"」
の個数を出す。
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・
・
戻り値は「8」と出てきた。
とゆーことで、臨床診断が「Dementia with Lewy Bodies」で、病理診断に「Lewy body disease」が入っていた症例は、
「20症例中8症例」
という事ができる。