ip_address

Linux で IP アドレスを確認する方法をメモったので、

ついでにWindowsのも書き留めておく。

コマンドプロンプトを使ってIPアドレスの情報を取得

Win + R で "Run" ウィンドウを開く。

検索欄に "cmd" と入れて、コマンドプロンプトを開く。

cmd

Win キーのみで、検索欄に command prompt (もしくは cmd) と入れて検索してもOK。

cmd-2

コマンドプロンプトが開く。

cmd-3

で、このコマンドプロンプトに ipconfigと入れると、IPアドレスが表示される。

PS C:\Users\XXX> ipconfig

Windows IP Configuration


Ethernet adapter イーサネット:

   Connection-specific DNS Suffix  . :
   Link-local IPv6 Address . . . . . : feXX::dXXc:ebXX:dXX:aXXa%XX
   IPv4 Address. . . . . . . . . . . : XXX.XXX.XXX.XXX
   Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0
   Default Gateway . . . . . . . . . : XXX.XXX.XXX.XXX

Wireless LAN adapter ローカル エリア接続* 15:

   Media State . . . . . . . . . . . : Media disconnected
   Connection-specific DNS Suffix  . :

Wireless LAN adapter ローカル エリア接続* 16:

   Media State . . . . . . . . . . . : Media disconnected
   Connection-specific DNS Suffix  . :

Wireless LAN adapter Wi-Fi 4:

   Media State . . . . . . . . . . . : Media disconnected
   Connection-specific DNS Suffix  . :

Ethernet adapter vEthernet (Default Switch):

   Connection-specific DNS Suffix  . :
   Link-local IPv6 Address . . . . . : feXX::dXXc:ebXX:dXX:aXXa%XX
   IPv4 Address. . . . . . . . . . . : XXX.XXX.XXX.XXX
   Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.240.0
   Default Gateway . . . . . . . . . :

Ethernet adapter vEthernet (WSL):

   Connection-specific DNS Suffix  . :
   Link-local IPv6 Address . . . . . : feXX::dXXc:ebXX:dXX:aXXa%X
   IPv4 Address. . . . . . . . . . . : XXX.XXX.XXX.XXX
   Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.240.0
   Default Gateway . . . . . . . . . :

 

上段はデフォルトのIPアドレス。下段は Hyper-V のIPアドレス。

IP アドレスとサブネットマスク (Subnet Mask)

サブネットマスク (Subnet Mask) とは、IPアドレスのネットワーク部とホスト分を区別する識別子の事。

IPアドレス:ネットワーク部とホスト部

IPアドレス(Internet Protocol Address)はインターネットの住所を表しており、ネットワーク部は会社/オフィス/家などの住所、そこにある個々のコンピュータやタブレットなどのデバイスがホスト部となる。

住所でいうと、ネットワーク部が日本と都道府県、ホスト部がアパート名と部屋番号、のようなイメージ。

サブネットマスクの役割

IPアドレスは3桁毎に区切られた12桁の数字で表す。これは読みやすいように10進法で書かれているけれども、本来は2進法。

例えば192.168.11.5というIPアドレスが会った場合、本来は、11000000.10101000.00001011.00000101 という事。

で、どこまでがネットワーク部の情報で、どこからがホスト部の情報かを示すのがサブネットマスク。

上例の場合、255.255.240.0 がサブネットマスクなので、2進法に治すと、11111111.11111111.11110000.00000000 という事になる。

この「1」の部分がネットワーク部で「0」の部分がホスト部になる。 

プレフィックス/CIDR表記

UbuntuなどでIPアドレスを表示させると、サブネットマスクは表示されず、IPv4アドレスに172.18.97.4/20のように表記される。

これは、サブネットマスクを簡易的に表記する方法。

プレフィックスの場合は、「ネットワークアドレスが先頭から何桁目までなのか」を / の後ろにつけて記載する。

/20 だったら、最初から20桁までがネットワークアドレスですよ、という意味。

  • IPアドレス(172.18.97.4/20):10101100.00010010.01100001.00000100
  • ネットワーク部:10101100.00010010.0110
  • ホスト部:000100000100

デフォルトゲートウェイ (Default Gateway)

デフォルトゲートウェイ(Default Gateway)とは、内部ネットワークと外部ネットワークをつなぐためのネットワーク機器の事。

一般的にはルータがデフォルトゲートウェイの役割を担う。

内部ネットワークであるLAN(Local Area Network)と外部ネットワークであるWAN(Wide Area Network)との間にデフォルトゲートウェイが入る形。PC側からみて最寄りのルータがデフォルトゲートウェイになる。

デフォルトゲートウェイには NAPT (Network Address Port Translation) の機能もあり、LAN側に接続されているコンピューターにプライベートIPアドレスを付与した場合は、WAN側のネットワークにアクセスする際、デフォルトゲートウェイがグローバルIPアドレスに変換する。

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